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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
連日の猛暑で、街もホールも本格的な夏模様となりました。
海の日の3連休が明ければ、いよいよお盆商戦への最終コーナーです。
さて今週は、パチスロの「機械スペックの変遷」について、弊社で作成した分布図をもとにお話しします。
テーマは一言、『俺か、俺以外か』です。

添付の図は、2021年7月から現在までの新台を、横軸に導入年月、縦軸にMY値(スペックの高さ)、バブルの大きさで販売台数を表して可視化したものです。
黒線は「時代背景MY(稼働加重平均)」、つまりその時点で市場に設置されている機械の平均的なスペック水準を示しています。
なお一部の噂では、この分布図、花柄さんも作成しているとか。
黒線を追うと、スマスロ元年の2022年に約2,000だった時代背景MYは、現在では2,800付近まで一貫して右肩上がり。
市場全体がスペックインフレを続けてきたことが、一目で分かります。
この図の本当の価値は、縦軸の上位、その時代の平均を大きく突き抜けた機種を時系列で追ったときに見えてきます。
・2022年8月:S犬夜叉
・2022年10月:L革命機ヴァルヴレイヴ(初代)
・2023年5月:Lゴブリンスレイヤー
・2024年4月:Lチバリヨ2
・2024年7月:L ToLOVEるダークネス
・2024年10月:Lかぐや様は告らせたい
・2025年3月:L東京喰種
いかがでしょうか。
それぞれの時代で「時代背景MYからの突出」を実現した機種は、軒並みヒットを飛ばしています。
重要なのは、MY4,000という絶対値ではなく、その時代の平均に対して突き抜けているかどうか。
犬夜叉が出た当時、MY3,000台は「異次元」でしたが、今や同じ数字は平均圏内です。基準は常に動き続けている。
つまり、どの時代にも共通して起きているのは、この問いなのです。
『俺か、俺以外か』良くも悪くも、話題の中心(=台風の目)になれているかどうか。
ここがヒットのスタートラインです。
そして、その台風の目は、きれいな評判だけで生まれるものではありません。
たとえばアメリカのトランプ大統領。
当選までは賛否両論の渦中にあり、既存の評価軸では「勝てるはずがない」とされた人物が、結果的に大きな巻き込みを起こして当選しました。
日本の政治ではまだ起きていないこの現象が、パチンコ業界では毎年のように起きています。
チバリヨ2もヤバチバも東京喰種も、導入前は「荒すぎる」「客が壊れる」と賛否が割れた機械です。
しかし、賛否があるからこそ人が語り、語られるからこそ人が集まる。
業界でも、会社でも、店舗でも、SNSでも、台風の目になれた者だけが大きな渦を巻き起こし、人を集めることができるのです。
もうすぐお盆営業が始まります。
2026年中盤の最重要ポイントであるこのお盆に向けて、自店は商圏の台風の目になる準備が整っているでしょうか。
機械構成、還元設計、発信。そのすべてが無難にまとまってはいないでしょうか。
会社も組織も店舗も、台風の目になれなければ現状維持以下。
逆に台風の目になれれば、成功確率は格段に高まります。
もちろん、大きく落ち込む逆のリスクも当然あります。
しかし挑戦の失敗は、原因を突き止めて対策を打てば、大きな学びに変わります。
一方、挑戦しなかった停滞には、学びすら残りません。
そして最後に、これは本気で思っていることですが、業界全体が社会の台風の目となり、新規のお客さまが「パチンコって面白そうだ」と足を運んでくださる。
ホールも、メーカーも、私たちのような支援企業も、関わる人すべてが台風の目になれる。
そんな状態を、皆様と一緒につくっていきたいと願っています。
暑さに負けず、今週も渦の中心を目指して走り抜けてまいりましょう。