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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
10月に入り、下期がスタートしました。
年末商戦、そして来年の計画を考え始める時期です。
今週は、20円スロットの「時代背景MY」の推移から、
来年の新台について考えます。
時代背景MYは、20円スロットのスペックを稼働で加重平均した値です。
よく打たれている機械ほど、比重を大きくして計算しています。
その時点の市場のスペックの高さを、一本の線で表したものです。

こちらのグラフは、2021年8月から今年9月末までの週次データです。
黒線が全機種、赤線がジャグハナ・Aタイプを除いた推移で、
背景色はスペック帯を表しています。
どちらの線も、右肩上がりで推移してきました。
全機種は2,087から2,641へとライト帯からミドル帯に上がり、
除いた線は2,574から3,494へと、
ミドル帯からハイミドル帯に上がりました。
ジャグハナ・Aタイプを除くことで、AT機の動きが見えてきます。
AT機の上昇幅は+920、全機種の+554の約1.7倍です。
スマスロが出た2022年末から、赤線は段を上がるように伸びてきました。
スペックの上昇を引っ張ってきたのは、当然ですがスマスロ機です。
そのスマスロ機のMYが、2026年7月にピークを迎えました。
8月以降、赤線はほぼ横ばい、黒線は下がり始めています。
ここから全体の機種力が落ちていくため、AT新台の購入台数を増やしても、
今までのような業績向上は見込めなくなってきました。
12月の大型版権は、本当に買えるだけ買う必要があるのでしょうか。
時代背景MYが上がり続けている間は、新台を導入するほど
店のスペックも上がり、業績を押し上げてきました。
スペックの上昇が止まれば、新台を導入しても店全体のスペックの高さは大きく変わりません。
投資額に見合う効果が出にくくなります。
導入台数を増やすほど、期待を下回ったときの影響も大きくなります。
これまでは購入台数を増やすほど業績を上げやすかった新台ですが、
来年はスペックの停滞・低下により、効果が小さくなっていくでしょう。
それを理解した上で、予算を決めなければなりません。
新台に頼らず業績を上げる実力が、強く求められる1年になります。
パチンコも、射幸性の上昇を抑えつつ、挑戦的なスペックが出てきます。
先週取り上げた通常時フラグ遊技機や2月の低射幸月も、この流れの中にあります。
射幸性を抑えれば、単価は落ちます。
単価が落ちる分、客数を増やさなければ、業績の維持も厳しくなります。
パチンコ・スロットともに、
「店舗の実力>新台・射幸性」の構図になる1年です。
来年の機械予算は、どう組み立てるべきか?
様々な仮説を立て、ロスのない新台購入計画を組んでいく必要があります。
来年まで、まだ時間はあります。
準備のお手伝いをさせていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。