パチンコへの過剰投資はマイナス?

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

今週に入り一段と寒くなりました。
東京は今朝の気温が10度、加えて雨の影響で非常に寒く感じました。
電車内の空調も暖房に変わり、衣替えで厚着になるため、満員電車がさらに窮屈になります。
少しの変化が大きな変化に感じる毎日です。

 

年末年始が近付き、新台のスケジュールも右往左往しましたがようやく確定してきました。
今年の年末年始の新台販売も大きな台数となり、機械選定に携わっている方は毎日忙しくされていると思います。

特に、パチンコの機械代を大きく投入しS⇒P変更にて最大利益を狙う店舗が多く感じます。
ここ3年で大きな機械投入の時期はありましたが、全国の遊技客数が増加することはありませんでした。
商圏に落とし込んでも変わらず、客数は変わらず各店舗の客数シェア争いのために機械を購入しているようなものです。

ここで一旦立ち止まって考えてみると、投資効率が良いのはもちろんパチンコです。
同じ金額でもスロットよりパチンコにかけた方が店舗貢献は大きくなります。

そのため、パチンコは機械を買い、訴求を行い、売上が上がるため一定の出玉を出すことができます。
しかし、スロットに関しては、機械代や訴求を抑え、売上が下がるのに利益率を上げています。
機械購入の投資効率だけを考えればパチンコに振るべきですが、パチンコとスロットをレート、タイプ別で分けた際にスロットはひたすら弱体化させる施策を全国で行うこととなります。

お伝えしたいことは
『年末年始のパチンコにかける機械代は過剰投資になっていないか?』
ということです。

もちろん、年末年始の機械にメインコンテンツ機種が多いため、来年の夏までラインアップは不動となります。
これは『年末年始に揃った機種で夏まで戦うことになる』とも言い換えられます。

パチンコは機械購入、訴求、売上が上がるため利益率は下げられます。
しかし、スロットは機械代、訴求を抑え、売上が下がりますが、利益率を上げます。
これは店舗全体で考えた時にマイナスになるのではないでしょうか?

上記を整理するためには、第一利益率が最も有効と考えます。
以前から使われている指標となりますが、粗利から機械代を引いた利益率です。
この第一利益率をパチンコとスロットで比較し、数値が大きく乖離していないかを把握する必要があると思います。

パチンコは出玉<機械
スロットは出玉>機械

しかし、第一利益率が同等になるようバランスを考えて組むべきです。
このことから考えると、パチンコとスロットの店舗バランスも数値化され、均衡を取りやすくなると思います。
現時点でパチンコの機械を買い過ぎている店舗は50%を超えるのではないでしょうか?

特にパチンコエヴァの購入に関する相談が増えています。
お付き合い機種も含め、相当な投資になるはずです。
悪い機械とは言いませんが、お付き合いの機械、販売される台数、フィールズさんの営業力
トータルで機械代がどれくらいかかり、エヴァの負担がレート、タイプ別の第一利益率バランスを崩していないか?
ここはしっかり数値を把握した上で決めるべきと感じます。

大変な時期ですが、数値を把握してロスを抑え、店舗バランスを保った機械購入を行っていきましょう!

よろしくお願いいたします。

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