「PF機動戦士ガンダムSEED」導入3週目

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

「PF機動戦士ガンダムSEED」導入3週目に入りました。
導入台数は50,000台ですが、皆さまの商圏にはどのくらい設置されていますでしょうか?
お盆前ということもあり全国で4円パチンコ全体の稼働は上昇したものの、SEEDの稼働下落幅は大きく、お客様はすでにエヴァやリゼロに戻りつつあります。

機種評価はもちろんですが、機種の使い方も重要です。
特にエヴァに関してはメンテナンス状況が酷く、薄利で使う店舗は減少しています。
稼働があり台数も減らない機種に対し、適正な使い方で稼働を保つのは非常に重要です。

しかし、新台に関してはどうしても辛く使いがちです。
少台数であればまだしも、多台数導入した場合、お客さまの印象は一気に悪くなります。
加えて、パチンコ市場が冷え込んでいて「機械<メンテナンス」が求められているなか、真逆のお出迎えをしてしまっている店舗は商圏で求められなくなってしまいます。

もちろんSEEDの初動は良く、お盆の集客に貢献してくれました。
しかし稼働の落ち込みを見る限り「やっぱりエヴァには勝てないか」と感じてしまいます。

ただ、メンテナンス状況を全国値から見ると、エヴァは適正で運用されつつありますが、SEEDは新台の中では比較的薄利であるもののエヴァと比べても高利益率です。
導入台数が多いほど、高利益率で営業すると稼働の落ち幅が大きく、結果、減台することになり何のために導入したか分からなくなってしまいます。

売上・粗利を確保する原資である新台導入ですが、落ちて行くパチンコの中で
『適正』に使用する店舗の需要が高まっています。
パチンコ新台を多台数導入すればするほど初動の売上は上昇しますが、寿命はスペックと面白さと『メンテナンス』で大きく変動します。

同販売台数で比べると、ゴジ&エヴァを薄利で延々使用しても稼働は付きませんが、SEEDであれば一定の稼働貢献は作れるはずです。
特にパチンコは、機械購入とメンテナンスのバランスは年末に向けてミスできないジャンルです。
パチンコの現在のトレンドと選ばれている条件を把握し、ロスの無い決断をしていきましょう。

一方でスロットは、機械代をかければ売上・粗利は容易に上昇しました。
年末に向けてのスロット新台は、メイン機種は少ないですが貢献できる機種が登場します。
しかし、戦国BASARAのような地雷機種も含まれているのでこちらも選定をしっかり行う必要があります。

直近では11/5予定で
・Lとある魔術の禁書目録
・L劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語f-フォルテ-
上記2機種があります。

とあるの完成度は高く、コンテンツはまどマギに劣るものの中期以上の貢献が見えます。
逆にまどマギのスペックと見せ方がいまいちで、初動のみ動く予測を立てています。
台数はまどマギがとあるの倍以上販売します。
選定まで時間はありますので、台数は慎重に決定すべきと感じます。

まだまだ外は暑く、そのなかで11月の新台選定を進めています。
年末年始も見えてきており、自店・競合店問わず外部環境の変化があると思います。

入手した情報への対策を行い、イレギュラーがあっても慌てず動ける準備をしていけたらと思います。

よろしくお願いいたします。