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お世話になります。
ユニークワークス 大沼です。
今週は上田不在のため大沼が担当させて頂きます。
今週もたくさんの新機種が導入されました。
・ゆるせぽね
・黄門ちゃまV
・貞子VS伽椰子
・天元突破グレンラガン
・ディスクアップ2
・ちゃぶ台返し
どの機種も販売台数10000台以下の機種ですが、稼働状況は振るいません。
現状は中古機市場も停滞しており、
売却がなかなか難しい状況なのも頭の痛い問題です。
しかし、サンクコストを気にしていつまでも設置していては稼動を落とすだけなので、
毎度の事ですが駄目なものは割り切る勇気も必要です。
新台は厳しい業績が続きますが、それでも新装開店がなくなることはありません。
なので、新装開店時にどのような価値を伝えるかが重要になります。
私の担当店舗様でも様々な取組みを行っていますが、事例として挙げさせて頂きますと、
①新台は必ず設定⑥
②店舗の空間や機種構成を活かしたレイアウト
③季節変数を意識しての主力機種の台数調整
①につきましては、お客様にお伝えする価値が新台ではなく、新装開店の価値向上が目的です。
これを継続すると、中古機の開店でも朝一からお客様がたくさん並びます。
新台購入費用が抑えられ、既存の機種への出玉還元が可能になります。
ただ、やり過ぎるとプロも増えるので注意が必要です。
②については、店舗空間とお客様の導線を活かし、盛況感が出せるレイアウトです。
入り口、景品カウンター、トイレ、休憩スペースの位置に機種構成を加味したレイアウトにすることが重要です。
高稼働店舗ではレイアウトに特徴があります。
簡単にまとめますと、
1)ジャグラーは中央通路を挟まず、隣接させる。
2)沖ドキ!とGOD系を隣接させる。
3)バジリスク絆と番長3を隣接させる。
4)店舗の中心には高稼働主力機種がある。
他にも様々な特徴はありますが、高稼働店舗のレイアウトを参考にするのも1つの手段です。
③については、6月は閑散期になりますので基本的には高単価の機械は稼動が鈍くなります。
そのため、GOD系や沖ドキ!などの単価が4.0円を超える機械は敢えて減台をかけ、
1台の価値を落とさずに7月以降のボーナス商戦で増台を図ります。
一般的に7月は年間を通じて最も業績が上がりやすい時期であり、
ゴールデンウィークと違い収入が増えるので、高単価の機種が動きやすくなります。
そのタイミングでGODや沖ドキ!の増台で煽り、
マイジャグラーⅣでAタイプ・設定狙いユーザーも囲いながらお盆商戦を迎える事ができれば良い結果が出やすいです。
店舗様でも様々な施策をご検討されているかと思いますが、
新台や機械は、店長が描くストーリーの駒に過ぎません。
ストーリーが秀逸であれば、多少機械で劣っていても業績向上は可能です。
来週からワールドカップも始まり、多少業績に影響も出るかも知れませんが、
それを乗り越え、7月8月の業績向上に向けてお手伝いできればと思います。
宜しくお願い致します。