沖ドキ・ビンゴ稼動維持。低稼動でも再来店していただける放出を。

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お世話になっております。

先週からのパチンコの大量導入により店舗の総客数は若干上向きましたが、
スロットからの回遊が大きく見られスロットの稼動は底を突いている状況です。

逆にスロット専門店は併設店に比べれば落ち幅は少ない状況になってきています。

全体稼動が落ち込む中、稼動を維持している機種があります。
・沖ドキ
・ビンゴ
・まどかマギカ
・戦国乙女
・バジリスク3(減台含む)
・北斗転生(減台含む)
・モンスターハンター
上記の乙女までの機種は減台が無い状況で稼動を維持しており、
店舗によっては多少の増台も可能な稼動維持幅です。
バジリスク3以下の機種は減台こそありましたが、稼動は維持できている状況にあり、
新台以外のラインナップは固まりつつあります。

稼動が厳しい中、プラス点はあります。
もちろん最低限の利益は確保しなければなりませんので、
①⇒①への打ち直しも含めAT機の粗利は確保した上でAタイプの投資をしていきます。

ここで、月間での出し入れの際計画は組んでありますが、
①: 出率を上げても稼動が伸びなかった場合
②: 出率を上げて稼動が見込めた場合
出率を上げ稼動が上記2通りの場合、店舗平均稼動によって使い分ける必要が結果としてありました。

成功例として弊社のクライアント様で夏に交換枚数が変更になりました。
こちらの店舗の夏から平均稼動は毎月上昇しており、尚且つ店舗全体利益率は一定です。

その中でも目を見張る稼動の上昇をしている機種はジャグラー2BOXです。

夏前の稼動に対して11月の稼動は1.8倍になっており、
夏前に比べて2BOX×1.8(稼動)×110(日)の計算の総アウトが入っている状況です。
4ヶ月間でどう稼動を上げていったかと言うと…

仕掛け前の稼動は10,000を切っており、まずは強化日(集客が見込める日)に大きく出率を上昇させました。
この場合が①に当て嵌まります。

その後、店舗平均稼動が1.5倍に達した時点から少しずつ調整(出率を上げる日)を変えていきました。
Aタイプの稼動を急激に上昇させた場合、ある一定の上昇までいくと稼動が上げ止まります。
上げ止まった場合、出率を上げる日を変化させる必要があり、集客が見込めない日に出率を上げる必要があります。

同じ集客が見込めない日でも(大まか過ぎますが)下記の2パターンで考えます。
A: 市場が厳しい日
B: 競合店が仕掛けている日
この2パターンで考えた場合、Aに放出するのは無駄になりますが、
Bに放出した場合『稼動が見込めなくとも再来店していただける放出』となります。

このBの見極め日が調整者の腕の見せ所になってきます。
運良く競合店が動いてくれれば、『稼動が見込めなくとも再来店していただける放出』となりますが
競合店が動かなかった場合、その見極めは現場にしか分かりません。

成功店は『稼動が見込めなくとも再来店していただける放出』を正確に見極め、稼動を1.8倍まで上昇させました。

若いスロットユーザーは年々減り続けており、来店していただける若いスロットユーザーは非常にシビアで、
なかなか『店舗に貢献してくれるお客様』には遠いお客様です。
データ上では予測が難しい『稼動が見込めなくとも再来店していただける日』ですが、
日々現場でお客さまと接している調整者は認識しています。

その為の計画を一緒に作ってっていけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

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