ダメージを正確に把握する

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

コロナ感染者が日を増すごとに増加し、まん延防止措置適用地域は34都道府県となりました。
東京の病床使用率がまもなく50%に達するため、緊急事態宣言も視野に入ってきました。
高齢者が外出を控え、パチンコ業界では1円パチンコの稼働が激減。
ここからスロット5号機撤去となり、更に厳しい状況が予測されます。
ただ、4円パチンコで良い動きをしている機種が出てきていることが救いです。

このような複雑な状況下で来月の予算を作っていかなければなりません。
稼働はもちろんですが、20円スロットのC単価が減少します。
6号機ジャグラーの比率が高ければ高いほどC単価減少のダメージは大きく、粗利額も相対的に減少します。

そのため、利益額確保のために利益率が上昇しますが、商圏の支持率がどう変化するのか予測しなければなりません。
不確かな部分にはなるものの、利益率を1%上昇させたからといって支持率が急激に降下することは考えにくいです。

様々な指標がある中、コロナ×5号機撤去のダメージを正確に把握し、会社のダメージをどこまで小さくできるか?
ここが来月からの大きな差別化ポイントになると感じます。

今週はスロット新台が多く導入されました。

・アラジンAクラシック
・ギャグダー
・ディスクアップ2
・ハイスクールD×D2 ハーレム王に俺はなる
・ハナハナホウオウ~天翔~
・来雷エイサーEX‐30
・南国物語
・新世紀エヴァンゲリオン~魂の共鳴~
・春一番
・聖闘士星矢 冥王復活

地域によってまだ動いていない機種はありますが、どの機種も突出した動きは見えません。
さらに、パチンコが好調なことや、5号機撤去販促を行っている状況が新台の影を薄くしているため、2/1から番長ZEROを含めた機種の動きを鑑みて最もロスがない機種構成を作っていけたらと思います。

全国の閉店情報も日々増えています。
単店では仕方ないと感じることもありますが、複数店舗を運営している法人の廃業も聞こえてきました。

閉店となる店舗数が最も多いのは東京ですが、一因として『固定費』が挙げられます。
東京の家賃は非常に高く、家賃交渉も厳しくなるため、他の小さな固定費を下げても補填できないケースが多いです。
店舗でも様々な削減努力をしていますが、その場凌ぎとなってしまいます。

今だからこそ固定費の削減をするために『固定費の詳細化』を図るべきです。
非常に手間の掛かる仕事ではあるものの、ルーティン作業化してしまえば効率的です。
来月よりも半年後、1年後、長く先を見て、ロスの無い計画を作ること、ここが今年の分岐点と感じます。

非常に厳しい状況が続きますが、弊社サポートをご活用いただければと思います。
まだまだ寒い日が続きます、体調には十分気を付けてお過ごしください。

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