お客様の定着と過程データ

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お世話になっております。
ユニークワークスの上田です。

今週は卒業式シーズンでした。
毎年厳しい週でしたが今年は更に厳しい1週間でした。
厳しい時間帯は朝から夕方までで、卒業式イベントで大きく稼働が落ちた事は分かっているものの
パチンコ、スロット共に機種に魅力がなくなり、遊技の優先順位が落ちてきている事実があると思います。

グランドオープンや競合店のリニューアルオープン、大きな新台入替などと同じですが
外的要因で稼働が厳しい場合、自店に来店していただけれているお客さまは本当の自店ファンです。
費用も大きく掛からず本当の自店ファンに還元できる分野は低レートが非常に効率が良いです。
外的要因が考えられる時期には低貸しをしっかり放出する事により
本当のお客さまの定着に繋がりますので、上記の外的要因が考えられる時期には試していただければと思います。

また、今月に入り全国の店舗で指示処分が増えて来ました。
イベント文言やライン、ブログ、ポスターや装飾物は良くありましたが
場所によっては天井表記だけで指示処分が事実としてありました。

厳密に言えばアウトですし、メーカーは天井がある事は存ぜぬ姿勢です。
もっと細かく伝えれば、店舗に置いてある必勝本などの雑誌系に記載されている天井もアウトとなります。

お客さまに対して射幸性を煽ると言えばそれまでですが
来店されているお客さまに対して平等に遊技していただきたい目的での天井表記でここまで指導される事に憤りを感じる方は多いと思います。

但し、警察の目的は動いていてる事実を作っておきたい事もあるでしょうし、指示処分を出しておけばいつでも押さえつける事が出来る事だと思います。

これからは更に厳しくなってくると思います。
まだうちの地域は大丈夫、ここまでならば問題無し、と温度感は全く違いますが旧基準機比率同様、機種やイベント、装飾に頼らない店舗創りが求められます。

その為には接客、お客さまの顔を見た調整、閉店着地データだけではなく過程データを把握した上での調整が競合店と差を付けます。

先日、ある法人さまのエリア会議に出席させていただきました。
多くの学びをいただきましたが、1つだけお伝えすると
『機種の天井をリセットで消す事』についてどう考えるべきか?が挙がりました。

優秀な調整者はリセットするタイミングを把握しており、最も粗利を残せる可能性が高いリセットを機械的に判断します。
そこまでは機械特性や数字を理解すれば作業的に均一化出来ます。

ただし、お客さまの顔を見る調整はたった1台の天井間近に対して
『誰が打っていたのか?』
『いくら使ったのか?』
『明日は朝から来るのか?』
など過程のデータを把握し、本当にリセットしても良いのかを考えてから実行します。

多台数の店舗では非常に時間が掛かる作業となりますが、強い店舗では実行されています。
強い店舗での稼働の維持は維持するべくして維持しています。

弊社も今は着地データのみでの調整判断ですが、責任者、調整者に上記の件をお伝えして活かしていただいております。
その小さな努力が煽らないでお客さまに定着していただく大きな力となります。

どんな小さな事でも弊社専用アドバイザーにご連絡していただければと思います。

宜しくお願い致します。

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