『牙狼』導入延期の影響

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

今週はパチンコ牙狼の延期発表がありました。
GWに向け、牙狼を起点に盛り上げようとしていた店舗も多くありましたが、6月までの延期で大きなスケジュール変更を余儀なくされています。

原因は電子部品不足とのことで、地震も重なり生産が追いついていない状況と聞いています。
延期による販売台数増加の噂も広まっていますが、憶測や噂に惑わされず正式発表まで待ちましょう。

また、延期を受けて新台発売時期を前倒しするメーカーも出てきました。
もちろんGW前ですので、新台が多く導入されることへの期待でお客さまも来店しやすくなります。
しかし、多台数、大量購入を行うことで未来の利益を圧迫してしまうと、GW明けには非常に厳しい状況となってしまいます。

ウルトラマンタロウの導入は未確定、すでに中古価格も軒並み上昇し、中古機の補填も難しくなってきています。

GW商戦は機械購入で大きな差が生まれますが、牙狼よりもコンテンツ力が強くお客さまの期待を集める新台は登場しないため、今一度冷静になり、機械ありきの戦略は見直す必要があると思います。

また、メーカーさんにとっては大きなチャンスに見えるかもしれませんが、店舗の機械予算が増える訳ではありません。
機械予算はおおよそ決まっているため、前倒しで発売される機械を購入することで未来の機械代を縮小せざるを得ません。
このことを考えると販売時期を前倒ししたとしても適正台数を守るべきと感じます。

新台機械戦略は以前に比べ早期対応が必要になりました。
月初週にGW前のお客さまを予測して購入し、戦略を立てなければなりません。
スペックや、販売台数にも大きく左右されます。

商圏と自店の戦い方の『未来を見通す力』が店長に求められる時代となりました。
パチンコ業界だけでなく、社会がパチンコ業界に及ぼす影響をも把握しなければなりません。

弊社のシミュレーションは『営業計画数値』を作成し、日々のシミュレーションを行います。
優秀な店長ほど、稼働・売上・粗利額が営業計画に近い数値で着地します。

営業計画を上回る数値を出す店長が評価される時代を経て、今後は計画の近似値に着地する、つまり『未来を見通す力』が評価される時代へと変化していきます。

ぜひ、弊社サポートに営業計画作成のお手伝いをさせてください。
お気軽にご相談いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

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