(※こちらはバックナンバーです。最新のメールマガジンは会員の方のみに配信致しております。)
お世話になっております。
まず、マクロスF2の挙動ですが設定①の出率は97.8%、C単価は2.7円となっています。
C単価が安く、客滞率も良い状況ですが、平均稼動は通常の新台といった状況です。
サムライチャンプルは完全にバラエティ台となっており、ロストアイランドはロストポポス（ンゴロポポス）状況になっています。
例年、5月はGW以外は稼動は悪くなってしまいますが、例年よりも上向きにできている店舗には共通点があります。
当たり前のことですが、GW前に簡単なリニューアルを実施した店舗です。
大きくは変えなくとも、イベントの無い現在、店舗を外から見て『リニューアル』の旗が並んでいると来店動機になっていました。
次の繁忙期はお盆になるので、その前に簡単なリニューアルを起こし、お盆営業に繋げられたらと感じます。
また、GWの営業、大変お疲れ様でした。
今年のGWは例年と比べると若干の稼動DOWNとなりました。
稼動傾向は去年と同じで、強い店舗（稼動15,000枚以上）はより強く、厳しい店舗（稼動6,000枚以下）はより厳しく、二極化が進んでいます。
強い店舗＝総台数が多い（総アウト）ではなく、強い店舗の定義は稼働率になっていると感じます。
台数に関係なく稼動率が高いと印象稼動は良くなり、強い日（繁忙日・イベント日）に大きく集客でき、繁忙日以外の日にも繋がります。
その為のAタイプ、低貸し比率を適正稼動にする為のシェア＝AT機を動かす＝強い店舗の誕生となります。
強い店舗ではAT機が甘く出ても、出率の収束が早く、長く掛かっても2ヶ月あれば出率は収束します。
厳しい店舗では収束に時間が掛かり、粗利が取れないと、どうしてもAタイプに負担が行ってしまい負のスパイラルに陥りがちです。
現在では、6.25円・5円・2.5円・2円などの貸玉パターンを選択することができます。
パチンコ・スロットともに、一番重要な4円・20円の稼動率を上げる為には、様々な手法を投じて行く必要があります。
レート別の他には調整で『各台管理』があります。
強い店舗を作る上で必要なことは、新台・装飾・接客など挙げればキリがありませんが、調整者は稼動を上げる核として、お客様との『勝負』になります。
スロット好きユーザーはまだいます。
勝ち続けているユーザーも負け続けているユーザーもいますが、『調整』でお客様と会話することは可能です。
一例ですが、
直近で多台数・高稼動の機種はモンスターハンターです。
この機種の初週からの挙動は優秀で、化物語程ではありませんが、それに近い緩やかな稼動の下降となっています。
この機種は甘いことも特徴の一つですが、設定変更の挙動が強く表れます。
番長同様、設定変更をした際に128Gまでの前兆演出（ガセ含む）が頻発するので、朝から遊技されるお客様は簡単に感じ取れると思います。
この挙動を利用し、稼動を上げることは可能です。
設定①しか使用できなくとも2パターン調整の幅が広がるので
データランプ表示にも因りますが
前日、前々日出た台 ⇒据え置き＝高設定！？
前日、前々日出た台 ⇒設定変更＝低設定！？
前日、前々日出ない台⇒設定変更＝高設定！？
前日、前々日出ない台⇒据え置き＝低設定！？
とここまでは容易に予想できますが、設定を入れて出玉アピールができる場合、設定変更台を手動で30G程度回し、据え置きに見せることでカモフラージュすることができます。
この判り易すぎる挙動を逆利用し、お客様と会話することができると思います。
もちろん、各台のデータを見ながら調整を決めて行くことが重要ですが、機種に対してのロジックが決まればINUPに自動表示させることが可能です。
強い店舗はこの様な小さな努力を惜しみません。
強い店舗を作る上で、設定を①～⑥にするだけではなく、同一設定の打ち直しを含めることで調整の幅が広がります。
機種ごとに様々な挙動の特徴がありますので、各担当にお気軽にご連絡下さい。