粗利の減少を外税化で補うのは正しい?

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

とうとう残り2週間足らずで消費税が10%になります。

世間では増税前の買いだめで一般消費が大きく上昇しています。
聞くところによると、
スタッドレスタイヤなど、冬に向けて需要が高まるものまで増税前に購入しているようです。

旅行に関する動きも活発で、
先週の3連休も新幹線は、
指定席・グリーン席共に満席でした。
ネットでも増税前セールで各社最大の訴求を行っています。

そんななか、
パチンコ業界では今年最大の落ち込み週となっており、特に昨日の状況が非常に厳しかったです。

明日から3連休ですが、
大きな稼働は見込めそうにありません。

昨日、サン電子さんのセミナーに登壇させていただきました。
消費税増税による粗利の減少を外税化で補うのは正しいのか?といった問い合わせが多かったため、外税と50枚の比較を集計して紹介させていただきました。

集計の結果、外税と50枚の台粗利はほぼ変わりませんでした。

お客さまやマーケットに求められていない外税化は、粗利は変わらず稼働を落とすだけの戦術となってしまいます。

本来、単価アップ(外税化)がお客さまとマーケットに求められる時期は繁忙期です。
また、単価を上げるには、
リニューアルや台数・レート変更が期待できるお店になっている必要があります。

粗利は補填しなければなりませんが、
マーケットを見ずに机上の計算での決定は非常に危険だと感じました。

来月から旧基準機撤去の代替を本格的に決めていかなければなりませんが、旧基準機の代替をシンプルにPPMで分けて補填するべきです。

旧基準機は金の成る木です。
稼働と粗利を補填できる6号機は今のところ存在しません。

そのため、稼働を6号機、粗利を中古機で補填する必要があります。
現在、導入できる中古機で2020年以降も検定が残っている機種は200機種近くあります。

PPMの立ち位置では負け犬機種ですが、
回転率を早くすることで粗利を稼ぐことができます。

まずは自店のPPMを確認し、
どこのセグメントをどの機種で埋めるのかを整理してから、新台・中古機の適正台数や必要台数を考えていけたらと思います。

店舗により状況が変わりますので、
担当サポートにお気軽にご連絡いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

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