等価→非等価…

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お世話になっております。

今年の7、8月の平均稼動は去年よりも良い状況でした。
ただ、交換枚数別での平均稼動を集計すると、非等価の店舗は前年から稼動は微増程度でした。
最初から非等価で営業している店舗は別ですが、地域的に等価から交換枚数が変更になった地域は
徐々に稼動が下がってきます。

東京でも11月から変更になるかもしれません。
等価交換は強制薄利多売であり、一定以上の利益率を上げる事は難しい交換枚数です。

等価が良い、悪いではありませんが、非等価にする事で、ユーザーの滞在時間は上昇しますが来店頻度は減少します。
大阪は大分前から非等価、他の県でも非等価へと続いてきました。

非等価になり、初月、次月は商圏のお客様の人数は変わらず、利益率のみ上昇するので分かりにくいですが
3ヶ月目以降、どの商圏でも客数は減少していました。

等価交換で設定に期待していないユーザーは
・仕事帰り
・ちょっとした待ち合わせまでの時間潰し
・なんとなくヒマだから
など大きな理由無く遊技してくれていたと思います。

非等価になる事により
・等価じゃないから大人しく帰ろう
・等価じゃないならFXを始めてみよう
・等価じゃないから飲みに行こう
・等価じゃないからアプリに課金しよう
など、パチンコ、スロットを辞める理由があるユーザーの方がどうしても多くなってしまいます。

商圏でお客様の人数が減少する中、どうすれば現在以上のお客様を確保出来るのか?
商圏内でお客様のシェア率を維持する事を目標とするのではなく、どう競合店と戦って自店へ来店していただけるのか?
変更のタイミングからしっかり計画を立て、走りきると間違いなくお客様の支持率は上昇します。

その為には何が出来るのか?
商圏のお客様が減少すると言う事は、稼動を上げるには単純に2つしかありません。
・今来ていただいているお客様の遊技時間を伸ばす
・今来ていただいているお客様の来店頻度を増やす
この2点に特化し、競合店に負けない打ち出しを図れた店舗が勝ちます。
その為には間違いない計画を立てて走り切り、毎日お客様とデータを確認した設定状況が必須条件となります。

交換枚数については賛否両論ありますが、等価のままで営業したくとも出来なくなってしまった場合は従うしかありません。
その場合、様子を見て調整を変える店舗は厳しくなります。
お客様にとってマイナスになる場合、期待を超える感動を伝え続けなければ魅力が伝わりません。

弊社では地域的に非等価になった店舗が多くあります。
実績を見ながら計画、対策を一緒に考えて行けたらと思います。

よろしくお願い致します。

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