厳しい中でも生き残れる店舗とは?

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スロットの稼働落ち込み幅は今年最大の月になりそうです。
パチンコのルパン、慶次への店内移動、郊外地域の漁や冬の準備が主な要因ですが
それ以上の落ち込みが見られます。
厳しい状況が続きますが、10日後にバジリスクが導入されますのでそれまではひたすら我慢の営業です。

また、11/22にJAPaNセミナーに小森先生のパートで自分が登壇させていただく予定となっております。
お申込みいただいた方々に御礼を申し上げます。

資料は添付出来ませんが、簡単に内容をメルマガ会員さまにお伝えさせていただきます。

今年の1月から集計しましたが、20円スロット台数は増加、総アウトは変わらず、11月の平均稼働は10%以上落ち込んでいました。
設置台数に比例して総アウトは増えることなく、ロケーションだけ悪くなってしまった結果が全体では見られました。

しかし、その結果は全体の推移としての結果です。
多くの店舗が業績悪化していますが、総平均の中で業績を維持している店舗も存在しています。
その割合は10%でしたが、共通していた数値が1つありました。

その数値とはC粗利で0.3~0.35円(20円スロット)の店舗です。
ただC粗利を落とすだけで業績は上がりませんが、まずこのC粗利で営業計画が立てられるかが最も重要です。
その為には新台や経費、人件費まで見直さなければならないかもしれませんが
今年の1月平均稼働を今月も保っている店舗は結果として上記C粗利で営業努力をしている店舗でした。

利益率は低くなりますが、台粗利は全体よりも数値が大きく店舗に残る粗利額は上回っています。
店舗にとってもお客さまにとってもメリットのある店舗創りのために決断すべき時間は迫って来ています。

C粗利を設定できれば営業の幅が広がる事はもちろん、装飾やイベント、ライター告知など外部に頼る事が間違いなく減ります。
お客さまが来店されている理由は常にあいまいですが
この店舗で遊技したい!と思っていただくために設定をどう使って行くかです。

パチンコの調整でも統一ゲージが少しずつ見直されて来ています。
スロットの調整は更に幅が広がり、お客さまへ自分の選んだこの台に『理由』があれば追い続けます。
目に見える理由はイベントやライター、SNSなど店舗からの経費が掛かる発信ですが
目に見えない理由は『信用』です。
過去2日間、このパターンで設定を上げて来るからこの台選びは正しい!出なくでも後悔しないから突っ込み続ける!
など、信用を付けるための設定配分を組めるスペシャリストは存在します。

自分も日々勉強中ですが、お客さまがその日その台を選んだ理由を探しています。
出来る設定者はシフトが遅番でもカメラで朝のお客さまの動向を確認し、当日の設定を見直し無駄がなかったかを勉強します。
日々積み重ねる事で傾向を把握出来、プログラムに落とし込む事も可能です。

縮小して行く中、勝ち残るために出来る事は泥臭い事ばかりです。
しかし、その努力は必ず報われ、結果として稼働に現れてきます。

ぜひ一緒にお客さまから選ばれる傾向を見付けさせて下さい。

よろしくお願い致します。

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