みなし機撤去に伴う導入機種選定のポイント

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

今週もみなし機に揺れた1週間でした。
関西方面での営業中に機械が止まった店舗が存在する事はウェブ上でも大きく取り上げられ、業界内でも一瞬で広まりました。
元々、兵庫県や宮崎県は認定が無くとも設置してもお咎めなしと言われていた県でした。
そこに今回騒動があり、兵庫県はもちろん、全国で認定を取っていない店舗でザワついたのだと思います。

そもそも違法になってしまうので、大きな法人ではコンプライアンスを守り、上記の様な都道府県であっても早く撤去を進めて行くはずです。
それに伴い、周りの中小法人もしぶしぶ撤去を進めて行くと思います。

半年後に撤去しなければならない設置シェアは約1.5%で2万台となります。
今月から約3,000台ずつ旧基準機の撤去が進んで行きます。

この撤去の流れは2021年1月末まで続き、約40万台を撤去しなければなりません。
その機械選定をどうして行かなければならないのか?

現在出て来る新台は5.9号機で、認定が取れないので3年間しか設置して置けません。
3年間で必ず撤去しなければならない機械に過大に投資する事は極力避けなければなりません。

マイジャグラーⅣやハーデス2のための購入は必要ですが、機種単体での力で動かさなければならない5.9号機の導入台数は慎重に決定しましょう。

過去1年間のタイプ別で台数シェアを集計しました。
タイプ別台数シェア推移

※旧基準機に30Φ沖ドキは含まれていません
→画像が表示されない方はコチラ←

同じく稼働シェアも集計しましたが、旧基準機台数に対して稼働シェアは1.3倍入っており
1.3倍動いている機種を撤去し、0.8倍しか動かない機種を導入して行かなければなりません。

エヴァまごころも導入されましたが、初期稼働はいまいちです。
RT機種の宿命にはなりますが、AT、ART機種と違い射幸性が低いためフル稼働しないからです。

特に5.9号機はRT機種での販売が多いため、これから更に稼働は低下し、パチンコでの粗利を補ってきたスロットに更に負担が乗ってしまう事になります。

パチンコでの規制も重く、新基準ミドルタイプはこれからも貢献する事は極めて低いと思います。
光が見えるのはライトミドルのみで、
このタイプを適性に運用する事でパチンコもある程度維持する事が可能となり
スロットに負担を強いる事を防げる店舗が強くなる事は見えています。

弊社でも中長期の目線を大切にし、共有しております。
ささいな事でもご相談くださいませ。

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