『特日の集客』での重要なポイント

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

毎年の事ながら、雨が降り晴れるたびに気温は上昇し夏に近付いています。
梅雨入りも本格化し、各地で大雨が観測されていますので十分注意してください。

コロナワクチンも徐々にですが接種完了が進んでいます。
高齢者のおおよそのワクチン接種完了時期は8月になるのではないでしょうか?
コロナの影響で高齢者の来店が激減している現状、地域によっては海のアウトシェアが5%以上減少し、海の設置台数を変更している店舗もあります。
しかし、このような迅速な動きをコロナ初期から取れている店舗は非常に強く感じます。

あくまで8月の接種完了は全国の目安です。
自店商圏のワクチン接種スケジュール等の情報収集を行い、自店の高齢者が戻るタイミングを予測すべきです。

『今まで来店頻度が低くなっていた高齢者の方に対し、自店に来ていただくためのアプローチ』
ここが最も大きなポイントになります。

コロナ禍でパチンコ離れをしていた高齢者層のパチンコルーティンをどう復活させるのか?
機械や景品、もちろん出玉もそうですが、お客さまに合った施策が今後の大きなカギになるのではないでしょうか。

また、来週は7/7があります。
スロットは7の日を特日にしている店舗が多く、自店が特日でなくとも競合店から大きな影響を受けます。
現状は出すべき機種が乏しく、設定に悩まれる方も多くいらっしゃると思いますので、特日の設定についてお話させていただきます。

例えば11割分岐のスロット店で10割のシミュレーションを掛けると仮定します。

・①と⑥で営業する
・機種に合わせて中間設定を散りばめる

上記から選ぶとすると、圧倒的に前者の営業がお客さまに印象を与えることができます。
特日に客滞率を伸ばす設定を入れすぎると、割数だけが上昇し、出玉印象が残らない営業となってしまいます。

先日、とあるパチンコ店に足を運びました。
これまでにガメラを10回以上遊技し無敗のため、今日も勝てたらいいな~と入店します。
その店舗の通常稼働は25%程度で、この店なら座れるかなという予測の上での来店です。

しかし、その日は特日だったためスロットの稼働率は70%を超えており、もちろんガメラも満台でした。
しばらく店内をウロウロするものの『いつもの客層ではない=勝つための』遊技者が多く、一向に台が空く気配がありません。
私のような『勝てたらいいな』客層は台に座ることすら敬遠してしまいます。
結果、私はその店舗では遊技せずに帰宅しました。

特日の集客は重要です。
しかし『出すこと』を目的とし過ぎると『良いお客さま』まで逃がしてしまいます。
自店に特日がある場合、平常営業稼働と特日営業稼働の比率はどのくらいでしょうか?

店舗が強くなるために特日を起点にすることは大切ですが、平常営業との差が付きすぎると本末転倒です。
ここのバランスを取るために最も有効なことは『正確な営業計画』です。

重要な機種は景品額で管理し、計画に沿った営業をすることが重要です。
数値からお客さまを予測し、どう伝えていくかが競合店と差を付けるチャンスです。

根拠ある計画を作成し、良いお客さまを逃がさないように弊社サポートを活用していただければと思います。

よろしくお願いいたします。

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