『ミリオンゴッド~神々の凱旋~』撤去前後の実績推移

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お世話になります。
ユニークワークスメルマガです。

12月に入り、寒い日が続くようになりました。
皆さまも体調管理には十二分にご注意なさってください。

今回はグローリーさんの遊動データから、『ミリオンゴッド~神々の凱旋~』撤去前後の実績推移を見ていきたいと思います。

『ミリオンゴッド~神々の凱旋~』と相関関係にある上位5機種は下記の通りです。
※2020年11月実績
①沖ドキ25Φ
②押忍!番長3
③S吉宗3
④P大工の源さん超韋駄天
⑤沖ドキ30Φ

そして、上記の機種の実績推移はこちらです。

11月23日の週には、一部の地域を除いてほぼ凱旋は撤去されていると思いますので、23日の週と前週を比較してみましょう。
沖ドキ25Φ・番長3・大工の源さんの回転率が微増、平均稼働も5~10%アップしています。
しかし、23日が祝日であることを考慮すると、凱旋と相関が高かった機種では凱旋ユーザーは吸収しきれていない結果となっています。

以上のことから、凱旋ユーザーが店舗から足が遠のいており、代替品(公営ギャンブルやスマホゲームなどの他の余暇を楽しむもの)への切替も想定されます。
凱旋や沖ドキなどのシンプルな高単価機種を好んで遊技されるお客さまの離反は店舗にとっても死活問題です。

弊社の全国データや他社様の全国データでも確認できますが、全国平均稼働・C単価は下落傾向であり、凱旋の影響度が高かった店舗では店舗全体のC単価が約15%前後下落しています。

当然ですが、このまま対策を取らなければC単価の下落にともない売上が下落し、損益分岐点売上高を下回るようになれば、市場から退場せざるを得なくなります。

その危機的状況を回避し、売上を上げる(回復させる)ためには
①客単価を上げる:機種構成や設置レートの変更(20円を21.74円に変更等)
②客数を増やす:競合他店や代替品からシェアを取り返す
③来店頻度を上げる:勝率やC粗利等の指標から運用方法を再考する

以上のどれかを改善する必要があります。

来年1月には沖ドキが撤去となり、さらなる市場規模の縮小が予想されます。
特に沖ドキは稼働・売上・粗利の全ての面で、貢献度の高い機種であり、凱旋ロス以上のインパクトがあります。

すでに、S→P変更工事や代替機種の準備などを検討されているかと思いますが、今後、スロットはラインナップ格差が更に縮まり、機種構成で差が付けづらくなりますので、運用面での差が大きく影響します。

【 売上 = 市場規模 × 占有率 】

しばらくは市場規模は縮まりますが、占有率を上げることで売上の維持向上が可能です。

占有率を上げるための施策・設定運用とINUPシステムを通じて、業績向上のためのご提案を今後も心掛けて参りますので、お困りごとや質問等ございましたら、ご連絡をお待ちしております。

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