Lマギアレコード・L吉宗

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

1月も中旬に差し掛かり、すでに4月の新台選定に入りました。
販売予定機種は9機種、選択肢が多く、GWを視野に入れた選定が求められます。

9機種のうち、コンテンツの強さではこちらの2機種が挙げられます。
・Lマギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
・L吉宗

■ Lマギアレコード
C単価:3.2円
千円ST:33G
MY:2,998枚
純増:2.6枚
2,000枚オーバー率:54.6%

5号機まどかマギカを踏襲しており、長期貢献したスペックに似た出玉リリースです。
ただし、現在はスマスロ市場となっており、射幸性に関しては5号機時代を超えている環境です。
コンテンツが強いので、初期稼働は間違いなくしますが、寿命(スペック)の観点からはどう分析されていますでしょうか?

C単価3.2円(燃費)はMY2,998枚に対して燃費が悪い印象です。
純増枚数(トルク)も2.6枚のみとなっており、パワーが足りません。
ATゲーム性は突破型ですが、2,000枚オーバー率も低いため、出玉バランスとしては古いと感じます。
通常、突破型のMY単価は1,000近くになりやすいはずです。
そうでないと言うことは、有利区間に出玉を使っていると考えられます。
現在のトレンドは2,000枚オーバー率60%以上ですが、こちらの機種は出玉をまとめている代わりにMY単価を下げているようです。
コンテンツが強いため購入しない選択はありませんが、最大2%の導入で良さそうです。

対して、L吉宗も出てきます。
北斗同様、認知度の高いコンテンツです。

■ L吉宗
C単価:4.0円
千円ST:33G
MY:4,000枚
純増:7.1枚
2,000枚オーバー率:71.6%

BIG711枚、1G連荘を売りにしている作りですが、現在の試験では千円ST33Gであれば、711枚を1G連荘させると打ち止めになります。
そのため、天井到達割合が非常に高く、REG比率を高めることになると予測されます。

吉宗もコンテンツが強いため、マギアレコード同様、初期稼働は見込めると思います。
しかし、パチンコ牙狼のように、スロットの吉宗は『圧倒的なMY』でヒットした機種です。
もちろんMY4,000枚と高射幸ではあるものの、射幸性では現設置機種のビンゴに遠く及びません。

GWまでに導入されるスロット新台は9機種予定です。
機種数と総販売台数が多く、買う側が有利な状況で、選定時はどうしても大きなコンテンツから見てしまいます。
その反動でマイナー機種の分析がおろそかにならないよう注意しましょう。
コンテンツの大小に関わらずモチベーションを維持した状態で分析をすることが重要です。

4月、有利な機械購入状況のなか、どのようなラインアップでGWを戦うのか?
ぜひ弊社サポートに相談の上で進めていただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。