「L革命機ヴァルヴレイヴ」比較

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

とうとう12月です。
北海道では冬の寒さと雪が本気を出してきました。
ここから気温が一気に下がり、体調を崩す方も増えます。
人員に余裕のある店舗は多くないため、自分自身はもちろん、スタッフの皆さんの体調にも十分ご留意いただければと思います。

新台案内は来年3月まで出ています。
ラインアップを見る限り、パチンコで購入すべき機種は多くありません。
スロットに関してはこのような状況です。

1月:L北斗の拳 転生の章2
2月:L炎炎ノ消防隊2
3月:L甲鉄城のカバネリ 海門決戦
4月以降:特になし

VVV2が粘ってはいるもののヒット機種とは言えず、北斗転生の導入で貢献終了となる動き方です。
要因は様々ですが、三共スロットは『高射幸』で牽引してきたため、初代VVVを超えるスペックでなければ受け入れられないプレッシャーもありました。
結果的にMY、C単価ともに初代は超えているものの、ミミズ問題がクリアできていない見せかけのMYが敗因です。
もちろん、現在のルールから初代と同じスペックでも保通通過に時間(持ち込み件数)を掛ければより良いVVVも作れたと思います。
ただ、会社としての目標もあり、販売される機種がベストを尽くした製品として出てくることは少ないです。
ルールと作られ方に関しては長くなるため割愛しますが
初代VVV:ミミズを避けて打てる=ミミズ以外の爆発力を体感できる
VVV2:どこを遊技してもミミズを『打たされる』ため、爆発力が弱まる
上記の内容のため、C単価が高く見返りの低いVVV2となり、リピートされにくい機種となりました。

前回ヒットした機種の宿命ですが、ユーザーは前機種よりも『出る、面白い』期待感を持ち遊技します。
前機種を超えられなかった場合、初代に戻るor他新台や機種を探す、このような動きになります。
転生・炎炎・カバネリ、3月までの3機種は初代を超えており、ユーザーは納得して遊技するでしょう。
さらに4月以降、新台で上記機種を超える期待感を持つ機種が出てこないため、さらにこの3機種稼働寿命は伸びます。
各機種、増産余地が出てくれば増産も続けていきますが、それまでに保有していないと他の武器で戦うこととなります。
戦う武器が無ければ、競合店の状況を見ながら待つことになってしまいます。
3月までのスロット新台はGWまでの展望を念頭に検討する必要があります。

逆にパチンコで必要な機種がないため、スロットに寄ってしまい、付き合い以外での新台購入費は抑えられます。
機械費は抑えられるものの、集客手段・定着手段が乏しくなるため、来年GWまでの4円パチンコは商圏1番店がより大きく下位の店舗を飲み込んでいく流れになると思います。
すでにここまで見えているため、来年の優先事項を明確にし、チャンスと捉えて動いていきましょう。

また、12月は忘年会シーズンです。
東京商工リサーチから「忘・新年会実施率」が発表されています。

2019年(コロナ前):78.4%
2020年:5.6%
2021年:29.6%
2022年:38.6%
2023年:55.9%
2024年:59.6%
2025年:57.8%

アンケート回答法人数は4,000-6,000社です。
会社単位での開催は大きく減少し、気の合う仲間での小規模開催が増加傾向にあるようです。
ホワイト社会化が極限まできており、飲み会パワハラリスクもあるため、このような傾向です。
私としては2025年を仲間とともに労う大切な行事だと思っております。

今年も忘年会にお誘いいただきありがとうございました。
素晴らしい時間を過ごさせていただき、とても感謝しています。
引き続き、皆さまと楽しい時間を共有できることを楽しみにしています。

よろしくお願いいたします。