再プレイ手数料

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

今週は再プレイ手数料についてお問い合わせが多かった一週間でした。
ガイドラインが発表されてはいるものの、まず行うことは、商圏や店舗に合わせた自店の立ち位置の分析です。

・レート別貯玉数
・レート別再プレイ比率
・貯玉保有者比率(少数が多くの貯玉保有?多数が平均の貯玉保有?など)

そもそも、貯玉再プレイのお客さまに対し、店舗側の調整で貯玉バランスを取ってきた店舗であれば何も問題は無いと思います。
この機会に、自店の貯玉状況を月別で集計、管理するスキームを構築しておきましょう。
そこから再プレイ手数料を思考し、どのお客さまに対し、どのような『貯玉管理』を店舗として行うか?
ここを決めてからだと感じます。

東京でも銀景品が徐々に増えてきています。
ユーザーにとっては不要な端玉が少なくなるメリットがありますが、店舗にとっては小さくない負担です。
商圏で自店『だけ』であれば優位に立つことができますが、1つの店舗が始めたら該当商圏は全て実施する必要があると思います。
こちらも貯玉同様、自店の端玉売上や端玉売上に対する利益推移を集計し、過去~現在を把握した上で進んでいけたらと思います。

また、先々週からスマスロ内のスペック分けについて触れてきましたが、見えてきたのはスペック別の設置比率です。

・ハイ:40%
・ハイミドル:20%
・ミドル:30%
・ライト:10%
※全国平均

稼働、台粗利の支持率は集計でき次第お伝えいたします。

今週15,000台導入された『Lかぐや様は告らせたい』、10月に25,000台導入予定の『L Re:ゼロから始める異世界生活 season2』はどちらもハイタイプです。
すでにハイタイプの設置シェアは飽和に近い状況であり、更なる投入で既存のハイタイプ機種の稼働低下が見込まれます。
全体を見れば、スマスロの30%を占める“ミドルタイプ”に注力し、新台購入を抑えて設定で寿命を伸ばしている店舗の業績バランスが最も優秀です。

ただし、ハイタイプと異なり、ミドルタイプは1機種の台数を多く持つことができません。
そのため、多機種少台数の図式となり、さらに言えば最低台数を1%未満にせずに稼働を保つことが最も重要となります。
結果、店舗にバラエティコーナーがなくなり、スマスロ内タイプ別で求める欲求を満たせる店舗が目標となります。
来年に向け、この状況を作れるように進めていけたらと思います。

よろしくお願いいたします。