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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
梅雨明けと同時に酷暑が続いています。
東京でも屋外に設置されている温度計は40度を超え、危険な暑さを肌で感じます。
先日、北海道からいらっしゃった方が東京の暑さに当てられ、体調を崩してしまったこともありました。
25度前後の北海道から40度近い東京に来られたのですから、身体の負担は非常に大きくなると思います。
「暑さや騒音に対し、人の感情がどう変化するか」という実験についての本を読みました。
部屋の気温を30℃、20℃、10℃に設定し、ストレス値を測定します。
すると、気温が高い部屋であればあるほど、ストレスを感じ、人は暴力的になりました。
逆に気温が低い部屋では、ストレスを感じてはいるものの、暴力的にはならない、という実験結果となりました。
気温によって感情に変化が起こった経験は、皆さまもあるのではないでしょうか?
また、音のない部屋、雑音がある部屋、騒音を流している部屋に30分滞在したときの影響を調査した結果も記載されていました。
それぞれの部屋で積み重なった本を崩してしまったとき、本を拾ってくれる確率が最も高かったのは音のない部屋でした。
次に雑音がある部屋、騒音を流している部屋となりました。
人は、騒音が小さくなるほど精神的に安定し、気温が高くなるほど暴力的になったという実験でした。
では、パチンコ店はどうでしょうか?
当たり前のようにBGMを流し、台ごとに様々な効果音や音楽が大音量で響き、空調も調整していると思います。
例を挙げると、ダイナムさんは島の高さや椅子の高さもターゲット客層に合わせた店づくりがなされています。
音は極限まで絞られ、空調は夏でも温度高め、冬は暑いくらいです。
イノベーター理論でいう、ラガード、レイトマジョリティ層、年配のお客さまを意識した店づくりです。
皆さまの担当店舗はターゲット客層や日付、時間帯を意識した店づくりをされていますでしょうか?
夏の暑い時期です。
店内に入るだけで外の酷暑から逃れられ、非常にありがたいですが、本来のお客さまの居心地を高める状態を作っていけたらと思います。
まだまだ夏は始まったばかりです。
体調には十分ご注意された上で業務にあたっていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。