繁忙期後の『開け戻し』

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

 

先週に続き、今週も不安定な天気です。
店内にいると、短時間の雨では気が付かないうちに止んでしまう場合もあるため、せっかくのお客さまを逃さないために天候を知る手段を確保しておきたいところです。

そんな中、6月の営業が始まりました。
月の半ばから後半に掛けて一定の収入はあるものの、トータルで見ると非常に厳しい月です。

通常であれば、GWなどの繫忙期後は『開け戻し』を行います。
開け戻しの営業計画を組んでいる方なら分かると思いますが、繁忙期後の開け戻し初日を『最も』開けなくてはなりません。
初日に失敗すると、翌日、翌々日と更に開けなくてはなりません。

理想は音楽記号で言うところの『デクレッシェンド(だんだん小さく)』です。
初日の開け戻しがいまいちの場合『クレッシェンド(だんだん大きく)』することになり、お客さまへの伝わり方が大きく異なってしまいます。

目的を明確にすることで、思い切ったメンテナンスや設定を入れる勇気が出ます。
5/8までがGW、5/9からが通常日である場合、5/9の営業は『出ないこと』が最も問題であり、そのためのメンテナンスと設定はどうあるべきなのか?
ここを明確にシミュレーションしておきましょう。

 

実際に様々な商圏を見ていると、6月の営業が順調なのは
『GW後のシェアが取れている店舗』です。
今年の6月のように祝日がない月に対して、お客さまは5/9以降の印象を持ち続けます。
そして、このままのシェアを保ちながら7月のボーナス商戦に突入し、お盆を迎えます。

原理原則ではありますが、最も成功率が高まるのは基本がしっかりしている店舗です。
商圏内での勝率を高めるためにも、今一度基本に立ち返る時期なのではないでしょうか?


弊社では営業計画のご相談も承っております。
月間予算に対して日々へどう落とし込むべきか?
進捗に遅れが出てしまった場合の基本ルールはどうあるべきか?

お手伝いできることが多くあると思います。
お気軽に弊社サポートへご連絡ください。

よろしくお願いいたします。