高純増と減少区間

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

早いもので8月が終わります。
お盆が良かったこともあり、
8月の業績は昨年対比で良い結果になった店舗が多いと思います。

機械代もセーブできており、
旧基準機撤去に向けて準備が進んでいるのではないでしょうか?

旧基準機撤去により、
中古・新台ともに情報収集がきわめて重要となってきます。

最近では情報の拡散が非常に早く、
メーカー営業マンよりもTwitterで得る情報が多くなってきました。

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北斗⇒純増6.3枚
サラ金⇒純増8枚
バイオ⇒純増7枚
ブラックラグーン⇒純増9枚
ルパン⇒純増9枚
吉宗⇒純増11枚
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一例ですが、上記のようなツイートも散見します。
もちろん正しい情報もありますが、
メーカーから意図的に発信されている可能性もあるため、信憑性を精査する必要があります。

リゼロの結果により、
今後の新台に高純増の機種がかなり増えてきました。

純増だけ見ると非常に魅力あるスペックです。
ユーザーも同じように感じると思います。

しかし、純増を上げた場合、
メダルの減少区間を作らなければ試験は通過できません。
リゼロの8枚純増も、
メダルが減少区間にユーザーが抱く違和感を、最小限に抑えることができました。

噂段階の情報を含めた新台純増一覧を見ると、サラリーマン金太郎がリゼロと同じ8枚純増です。
リゼロと同等、またはそれ以上に減少区間を作らなければいけません。

すでに試打された方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらサラリーマン金太郎に関しては、
試打できた方にお話しを聞くことは叶いませんでした。

8枚の純増となると
AT中の爽快感・射幸性が良く、
非常に良い機械に見えてきますが、
冷静に考えるためにも減少区間を試打していただければと思います。

私はまだ試打していないので減少区間の評価はできかねますが、確認が取れていない以上、大きな台数の推奨はできませんでした。

ブラックラグーン、ルパンも9枚、噂では吉宗は11枚と出ています。
スペック的に作れないことはないかもしれませんが、大きな差枚数を短時間で作った場合、さらに長い減少区間が必要となります。

その減少区間が優秀かつ、
ユーザーのストレスを大きく軽減できる演出・ゲーム数であれば、良い機種と判断できると思います。

2019年も残り1/3となりました。
旧基準機撤去により、
年末にかけて非常に多くの新台が発表されます。

旧基準機撤去台数を入れ替えなければならない店舗が多くありますが、全て新台で埋めて解決、とはなりません。
旧基準機の実績は稼働も粗利も約1.5倍の貢献をしています。

6号機の新台は全ての機種平均を取ると
・稼働⇒50%
・粗利⇒70%
程度の貢献しかしていません。

結論を申し上げますと、
旧基準機の補填を新台で行うことは非常に難しいです。

新台価格はどんどん上昇し、
貢献度はどんどん下がっている新台の大量購入は大変危険です。

新台への投資よりも既存台の設定配分をあげ、本当に良い動きをした6号機のみを後から購入しても遅くはありません。

とは言っても最低限の新台購入は必要です。
今回のまどか叛逆もそうですが、
店舗ごとに必要な台数は違います。

新台を常に適正台数導入し、
今後のヒット機種の増産分購入に備えて蓄えておくべきだと強く感じます。

店舗さまの適性購入台数はもちろん、
些細なことでもぜひ弊社サポートにご相談いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

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