データ公開と集客

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

今日はとても寒いです。
東京でも明日は雪予報になっており、東京から北に行けば行くほど雪が積もる可能性が高くなっております。

北海道では恐ろしい予報が出ており、稚内は最低気温も最高気温も-15℃となるそうです。
雪の降る地域の方は特に注意し、お客さまの安全な来店に気を配るのはもちろん、
雪による売上減少の粗利計画もしっかり立てなくてはなりませんね。

当社クライアントさまの直近1年間実績集計を行いました。

20円スロット
稼働  8,500枚
C粗利 0.38円
でした。

昨年と比較すると、3%ほど平均稼働が減少するとともに、利益率も下がっていました。
売上が減少するので、単純に利益率を上げた営業をすることで前年対比の粗利額目標を達成できますが、全体的に利益率は減少傾向です。

現在、特にスロットでは『データ公開』が当たり前になっています。
ダイコクさんのサイトセブンが主要となっておりますが、いつでもどこでも行くお店のデータを確認できます。

自店の特化日、通常営業日、繁忙日、特にジャグラーやハナハナなどのデータ開示で設定推測が容易な機種は
お客さまが『本当に出している日はこの日!』と店に行かなくても分かる時代になってしまいました。

それならばデータ開示をしていなければ、自店の設定は推測できないだろうと思うかもしれませんが、
データ開示をしないことで、勝ちに拘るお客さまの来店を妨げてしまう可能性もあります。

少し前までは情報弱者の『美味しいお客さま』だけ相手に商売すれば良かったのですが
お客さまが減少し、美味しいお客さまだけでは営業が難しくなってきました。
ある意味業界全体の利益率が下がり、お客さまにとっては健全な遊技ができる環境が徐々に増えつつあります。

もちろん利益率を下げるだけでは、自店に通っていただくのは難しいでしょう。
利益率を下げる過程の中で、魅力を感じていただける設定配分と訴求で大きく定着が変わってきます。

以前は
事前集客⇒当日集客
で完結していましたが、現在では
事後告知⇒事前集客⇒当日集客
と、情報強者のお客さまを呼び込むためのフローが必須になってきています。

これは会社の考え方で違いは大きくありますが
美味しいお客さまと情報強者のお客さまをバランス良く集めることで店舗繁盛感の相乗効果が出てきます。
そのために、誰に?何を?伝えるのかを細かく、より明確にする必要があります。

情報強者は薄利の商売になりますが、人数を集めることで粗利額をカバーできます。
美味しいお客さまと不平等な状況になるかもしれませんが、すでに東京はその時代に突入しています。

業界人ならば利益率の高さで足を運びにくいホールも、びっくりする設定配分をデータ開示から読み取れる時代です。
悪名が高くとも、データ開示拡散により、印象を変えるきっかけが出てくるチャンスの時代でもあります。

当社はシミュレーション会社ですが、結果数値だけでなく過程を店長と一緒に最適化していきます。

次の繁忙期である10連休のGWに向けて、バランスの良い集客のお手伝いをさせて下さい。

よろしくお願いいたします。

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