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お世話になっております。
大分暑くなってきました。
皆さま体調は崩されていないでしょうか?
ワールドカップ熱も一段落し、
業界では、今週の3連休からお盆に繋げようと考えている店舗も多いと思います。
グランドオープンや大きなリニューアルも増えてきていますし
盛り上がるお盆にしたいですね。
先日、ダイナムさんの山形天童店のグランドオープンを視察させていただきました。
https://www.p-world.co.jp/yamagata/dynam-tendo.htm
近くに4円、20円のダイナムさんもある中でのグランドオープンです。
商圏の市場は良好で、パチンコ店も多いなか、
敢えてのパチンコ2円&1円とスロット10円でのグランドオープンだと思います。
その出店戦略もさることながら、スロット設定状況が非常に優秀でした。
設定を入れている事が優秀ではなく、明らかに景品額を意識した設定を行っていました。
パチンコも同様に意識して行っており、
単純にお伝えすると
平日⇒出す
週末⇒抑える
という事です。
出玉を魅せ、店舗の魅力を『勝ち金額』や『高設定多数』よりも
『毎日来れる店創り』にする、という意志を感じました。
景品額で設定を決めていくと、
粗利は結果額になりやすく管理が大変ですが、
お客さま定着には最も効果のある手段です。
競合店も各台データを追わないと分かりにくく
(もの凄い集客をしないため、気が付きにくい)
地域密着型の調整方法だと感じました。
景品額での管理は簡単なのですが、
粗利ありきで進めると崩れてしまいます。
減少の一途を辿るユーザー数ですが、
定着させる魅力のある店舗が増えれば、
ユーザーも増えてくれると思います。
また、管理していく上で、景品額が効きにくい機種もあります。
それは『甘い機種』です。
パチンコで言えば『カツ丼』、
スロットで言えば『ディスクアップ』が該当すると思います。
カツ丼は全台止めた法人もありますし、
ディスクアップも等価店舗では設定を使う事はできないのではないでしょうか?
しかし、『等価でディスクアップが打てる』事は
お客さまを遠くから呼びこむ大きな来店動機となります。
粗利ありきでは戦略を立てにくい機種ではありますが、
甘い機種を活用して売上を上げる事は大きなヒントがあると思いました。
特に、商圏内でディスクアップが自店にしかなければ、
更に強力な来店動機になります。
旧基準機がどんどん減り、
中古機種も導入できる機種が限られてきました。
新台にも頼れないという厳しい状況が続きますが、
景品額や甘い機種を活用し、
集客と定着のためにできる事はまだあります。
お気軽に活用方法を弊社サポートにご相談いただければと思います。
よろしくお願いいたします。