7/7の比較と6.5号機新台

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。


昨日は7/7でした。
一般的には七夕ですが、私たちパチンコ業界人にとっては特別な1日です。
エンタープライズさんの全国80%以上をカバーしているデータで今年と昨年の7/7を比較してみました。

※()内は2021/7/7との比較数値です



2022年はすでに閉店が600店舗近く、新規オープンは30店舗ほどです。
設置台数は減少の一途を辿っており、店舗数の減少とともに客数も大きく減少しています。
営業店舗数(設置台数)が少なくなればなるほどユーザーは減少します。

4円と20円の客占有率を比較すると



となっており、占有率が上昇したジャンルは
1円パチンコ>4円パチンコ>1円未満パチンコ
といった結果になりました。





東京は7/7にお客さまが集まる店舗も多く、恩恵を受けやすい地域でもあります。
しかし、今年は明らかなトーンダウンが見えています。
5号機完全撤去も大きな要因ですが、店舗によっては朝の客数を制限する動きも見られました。

『前日から泊まり込みで並ぶ』ことが近隣への迷惑になることを懸念し、抽選をWEB上のみとし、抽選人数を絞るなど混乱を避ける店舗も多いです。

新宿にアラジンという有名な店舗がありますが、アラジンさんに関しては店舗回りにお客さまが待機できる場所もなく、抽選するだけで近隣に大きな迷惑をかけてしまいます。
そのため、抽選人数1,000人で打ち切りとなるものの、ギリギリまで抽選方法を発信せず敢えて集まる人数を制限する動きも見られました。

ただ、それでも最もスロットが盛り上がる日ですので、皆さまの商圏でも賑わった店舗は多くあったのではないでしょうか?



今週から6.5号機の導入も始まりました。
アクエリオン、カバネリ、犬夜叉の3機種です。(ゲッターマウスとスーパーハナハナは除いています)



射幸性の順で並べると
犬夜叉>アクエリオン>カバネリ
となっており、同じ6.5号機でもスペックにおいてバランスの取り方があると確認できます。
それぞれお客さまを選ぶスペックにはなっていますので、商圏のお客さまの状況を把握した台数を導入できた店舗は好調です。


ようやくスロットの底を脱出し、ここから徐々にスペックが良くなっていきます。
お客さまの『新台』=『今までよりもたくさん出る機械』という心理からすると、本当の意味での新台がこれから市場に出てきます。
店舗の販促活動もよりウェイトが大きくなり、特日の重要性も増していくでしょう。

その中で自店は『どんなお店なのか?』ここの在り方が最も重要となります。
ここの在り方でお客さまは店舗を評価し、来店を決めます。
長期的に商圏内で営業するためにはここが明確であるべきです。

2022年もあと6カ月です。
年末に向けてイレギュラーな事態にも対処できるよう、しっかりと計画を立てて備えていきましょう!

よろしくお願いいたします。