(※こちらはバックナンバーです。最新のメールマガジンは会員の方のみに配信致しております。)
お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
残暑が落ち着き、秋の足音が聞こえてきました。
季節の変わり目ですので、コロナ対策を含めて体調管理には十分注意してください。
今週、沖ドキに関する発表がありました。
期間は少しだけですが、延長が認められ一緒に年を越すことができます。
30Φメイン地域では、大量の入替を年始に行わなければならないということを念頭に置いて戦略を立てていく必要があります。
しかし、多少の延長では根本的な問題解決にはいたりません。
さらなる続報を待ちましょう。
9月の営業も中盤に差しかかりました。
例年、シルバーウィークは平日より少し良いくらいの稼働状況です。
地域によってはファン感があり多少盛り上がりますが、基本的には粛々と営業をする連休になります。
すでに年末商戦に向けて準備を進めている状況ではあると思いますが、
9月~11月は閑散期であり、この期間の客数シェアは12月にそのまま跳ね返ってきます。
仕掛けるタイミングは繁忙期前との定説がありますが、状況が変わってきました。
閑散期では費用対効果が低いと思われがちですが、じつは商圏競合店が行わないタイミングで仕掛けることは非常に有効です。
売上・粗利のリターンは小さく見えますが、シェアのリターンは大きくなります。
1番店であればセオリー通りで良いですが、2番店以下は『競合が何もしないタイミング』を見定め、客数シェアを取るための費用対効果がもっとも高い閑散期のこの時期に仕掛けるべきです。
この時期に客数シェアを向上させることが12月の明暗を分けます。
事実、商圏内中堅以下の店舗で上記タイミングを重視し、仕掛けた店舗の業績は好調です。
閑散期に仕掛けることで、商圏上位店舗から客数シェアを奪い、店舗の力をつけることができれば、12月の繁忙期に業績が向上しやすくなります。
客数シェアが上昇していることで、商圏内競合店舗から更なるシェアを取るための費用を最小限に抑えることが可能になります。
よって、今後の業界を生き残るためにも、機械頼みや出玉頼みの一発逆転ではなく時間を掛けながら勝負するタイミングを作れた店舗が勝ちます。
2020年もたくさんの店舗が閉店しました。
M&Aも加速し、業界から去ってしまった優秀な方たちも多くいらっしゃいます。
来年は閉店に追い込まれる店舗がさらに増加し、大手企業でも何かしらの対策を講じる必要が出てくるかもしれません。
しかし、良い意味で『業界が好きで仕事をしている方たち』が増えることは良いことだと思います。
必然的に良い企業や店舗が増えることとなり、魅力ある業界と見直される日も遠くないのではないでしょうか。
私たちユニークワークスも業界が好きで仕事をしている一員です。
クライアントさまの業績向上はもちろんのこと、微力ですが、業界を良くするためのお手伝いをさせていただければと思います。
よろしくお願いします。