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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
11/1です。
ゾロ目日、サミーのキャラクター「エイリやん」の誕生日でもあります。
2024年も残り2か月となりました。
10月の営業はいかがでしたでしょうか?
厳しい月ではありましたが、売上や粗利予測が正確に着地できていたかが重要です。
全国数値で見ると5円スロット以外、2024年最低値でした。
今年の平均稼働と10月の稼働を比較すると
4円:91%
1円:96%
20円:95%
5円:96%
このような結果となりました。
4円パチンコは2024年平均稼働の9%落ちとなっており、非常に厳しい状況です。
10月の新台は12機種、60,000台以上が市場に投入されましたが散々な結果となっています。
メーカー側も苦しいですが、買う側はさらに厳しい状況に追い込まれます。
4円で稼働している機種は変わらず
・エヴァ15、16
・リゼロ、eリゼロ
上記4機種でアウトシェアは19%になります。
機歴の問題はあるものの、2025年は業界全体で付き合い方を考えなければ、4円はさらに縮小していきます。
しかし、この状況で何が起こるのかというと、極端な二極化です。
現在、4円の稼働が20,000発を超えるとほぼ1番店です。
台売上は40,000円を超え、利益率10%で台粗利4,000円となります。
千円STも2番店以下と明らかに異なり、より1番店にお客さまが集まってきます。
対して20円は差が付きにくい状況になっています。
台数、機種ラインアップ、販促活動、設定状況、その都度トレンドに合わせて同質化され、ユーザーは店舗大移動を繰り返しています。
この「大移動の選択肢」に入り、4円長期稼働機種同様に基礎固めであるジャグラーと定番機を安定稼働させることが最も重要です。
10/21から「L Re:ゼロから始める異世界生活 season2」が導入されましたが、皆さまどのように運用されていますでしょうか?
リゼロのスペックバランスはかぐや様より劣ります。
そのスペックを設定でカバーすることで競合店に対し、4円定番機種同様に差別化されます。
ある店舗の導入から10/31までの平均データです。
昨日の時点でリゼロの全国稼働は14,000枚まで低下しましたが、こちらの店舗は20,000枚を切っていません。
平均設定は2.2、C単価は3.63円、出率は100.8%で、④以上の設定は使用していません。
コンテンツが強い機種です。
勝率、イベント、勝ち金額を求めるユーザーに向けた配分ではありませんが、リゼロコンテンツファンに向けた運用方法です。
さらに、0の日はリゼロの日とし、忘れられないようにポイント日を設定します。
配分は多少上昇させていくものの、ターゲットは流動客ではないので姿勢は崩さずに進む予定です。
スペックが悪い機械に対して、すぐに交換するのではなく、運用でカバーする
これが2025年求められる重要なポイントです。
2025年はやるべきことは明確であり、会社の事情で店舗がやりたいことができなくなり、営業力の弱体化がさらなる二極化へと進むことが想定される1年になります。
1番店の恩恵は大きく、1番店になることで店舗もお客さまもさらに良くなっていきます。
もちろん、規模やチェーン店内の立ち位置で1番店になることが全てではありませんが、今回は1番店の恩恵と、2025年の進むべき方向が伝わればと思いました。
よろしくお願いいたします。