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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
GW営業、お疲れさまでした。
皆さまの商圏ではどのような状況でしたでしょうか?
GW期間中の平均稼働と総台数の比較です。
全レート総台数は減少
4円⇒6%減少
20円⇒5%上昇
総アウト
4円⇒9%減少
20円⇒100%
という結果になりました。
4円と20円の台数変動はありましたが、シンプルに4円の総アウトが減少しただけの結果となりました。
スロットが良くなっているとはいえ全国総アウトは変わらず、強いお店に集まり、弱いお店は閉店となる流れは続きます。
ただし、4円の総アウトが減少しているなか、商圏4円パチンコの1番店は20円スロットの台粗利を上回っていることが多いです。
4円をストレスなく打てる店舗がほぼ壊滅しており、4円を好むお客さまはより目が肥え、1番店へ集中しています。
機種のスペックはLT機から更に射幸性が高まり、予算を気にせず打てる状況ではなくなりました。
店舗は高射幸であっても台粗利が比例して大きくなることは稀で、あくまで稼働=売上が高まった場合に台粗利が上昇します。
極端に言えば、甘デジの平均稼働を上げることで、薄利であってもスロットの台粗利を超えることができます。
このような状況がGWで顕著に表れ、実感した方も多くいらっしゃるかと思います。
「4円平均稼働の上昇で景品額が上がり、お客さまの遊技意欲が高まることで、薄利でも台粗利が上昇する」
このモデルを年末まで慎重に時間をかけて育てられた店舗がより強くなる1年となります。
そのため、スロットで売上を上げて台粗利を確保し、4円に投資できる状況を作らなければなりません。
広告規制緩和によりかなりの変化が見えますが、出玉のコントロール部分では大きな差が出ていると感じます。
イベントや販促活動でスロットの売上は容易に上昇します。
上昇した分は景品額として跳ね返り、当日の出玉感が強く認識され、特日として成長していきます。
しかし、最終的なゴールは特日で商売ができるようになることです。
中期目線で計画を立て、最大の目標である4円に投資できるよう見通しを立てることが最も重要です。
常に前年、先月対比、可能であれば、平日、土日祝日、長期連休ごとにデータを対比させ、全国と商圏内、自店の数値を把握した上で未来に進んでいけたらと思います。
よろしくお願いいたします。