閑散期を支えてくれるお客さまとは?

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

 

一昨日のWBC決勝戦で日本が勝利し、3度目の優勝を果たしました。
決勝戦当日の午前中はパチンコ業界の客数も大きく減少していましたが、観戦ウェルカム環境が整っている店舗は最小限に留められました。

店舗にとっての最重要客層は『中継中に最も減少した客層』と言えます。
このタイプはイベントや販促を狙って通うお客さまとは異なり、明確な来店理由がありません。
・なんとなく相性が良い
・大きく勝ったことがある
・設備や接客が良い
・遊技しながら喫煙できる
など、勝ちへの執着が弱く、気がつけばパチンコ店に足が向いている『良い』お客さまです。
彼らが情報収集をするのは興味の対象のみです。
そのため、来店する店舗は限定的で、新しい店舗に行くきっかけも少ない方たちとなります。

こういったお客さまに嫌われないためにはどうすべきか?
多数派に向けての施策は反応が早い一方で持続力が小さく、逆に少数派の反応速度は遅いですが、持続力があります。
商圏を見ながら両方の客層に対してバランス良く、計画的に訴求を行っている店舗は非常に安定しています。

それぞれの層に合わせた内容を最適なタイミングで訴求することで、最も重要なお客さまが徐々に定着していきます。
その積み重ねが繁忙期に跳ね返り、閑散期も支えてくれる大切なお客さまとなります。

 

あと10日ほどで『L北斗の拳』が導入となります。
コンテンツとしては最強クラスで、全ての層から認知があり、来店する動機になります。
自店が最も取り込みたい客層に対しての訴求内容や手段、定着してもらうきっかけをどう作っていくのか?
新台北斗!○○台、導入!!
この最強コンテンツの訴求を最大限活かすための準備をしていきましょう!
この思考は自店競合店関係なく、商圏内でグランドオープンやリニューアルオープンがあった際の新規来店のきっかけ作りに有効です。


現状スロットの客数は増えているものの、パチンコ客数が減少しています。
結果的に総客数が減っていることから、閉店するパチンコ店は今後も増加していくことが考えられます。
生き残る店舗になるための癖付けをしていきましょう!

よろしくお願いいたします。