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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
閑散期である6月も半分経過しました。
加えて年金支給日前のため、商圏客数が非常に厳しい状況となっております。
総客数は5月より8%減少していますが、全国のレート別客数に大きな変化はありません。
前年度対比で
4円⇒6%↓
1円⇒3%↓
20円⇒8%↑
5円⇒0.5%↑
となっています。
自店商圏の推移はどうなっているでしょうか?
年内のレート別客数変化はこのまま加速すると思われ、 マーケットに合わせたPS台数比率の変更も積極的に行われています。
商圏でグランドオープンやリニューアルオープンがあったり、PS変更やレート別の機種バランス、利益率変更などを行った際、大きな売上が見込める繁忙期とは違い、閑散期で総客数が減少しているためお客様の反応は限定的に見えますが、 閑散期に動き、 占有率を上げることができれば繁忙期であるお盆でのリターンは大きいです。
マーケットに合わせて適切に動くことは重要ですが、現在の立ち位置にエラーがないかを確認してから動くべきです。
先ほどのレートごとの客数の動きは 時間をかけて全国へ広がっていきます。
しかし、自店マーケットに『いつ』やってくるかは分かりません。
その中、各レートの客数に対しての占有率に異常がないか、分析はできているでしょうか?
外部環境(競合店の動き)の変化に伴う占有率の変化は対策を打てますが、『分かりにくく』変化をしている競合店がある場合、対策は厄介です。
実際、閑散期である今、占有率を確実に上げている店舗が存在します。
機械・販促・出玉・ モノなど、手段は様々あるものの、 最も重要なのは営業計画の見直しです。
PS需要変化は予測できていても、ここまで大きく差が付く予測を半年前に立てられた方は少なく感じます。
ここで、乖離し過ぎている予算配分を自店マーケットに合わせ、迅速に対応できている店舗が占有率を上昇させています。
PS変更の相談を多くいただくようになってきましたが、大きく動いてしまうと競合店に気づかれてしまいます。
商圏内で強者であれば問題ありませんが、そうでない場合効果が最大に発揮できません。
今一度、自店マーケットと立ち位置にロスが無いかを見直し、体制が整ってから大きな動きを付けるべきと感じます。
店舗数はまだまだ減少していきます。
生き残ることのできる店舗とそうでない店舗、お客様に求められる店舗になるために遅れを取らないよう進んでいけたらと思います。
よろしくお願いいたします。