計画の近似値で着地させる

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。


最近気温の低下が著しく感じます。
雪の積もる地域では外出できなくなるほどの降雪もありました。
皆さまがお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか?

 

1月も中盤に差し掛かりました。
パチンコエヴァを中心に順調ですが、スロットは依然厳しい状況です。

全国のパチンコとスロットの設置台数比率も昨年1年間でパチンコに寄り切られました。
現在は62:38までになっており、スロットは5%以上減少しています。
地域差はあれど、スロット台数の減少は今年の上半期までゆっくり進むと考えられます。

そんな中、今月末で5号機撤去となります。
地域で若干の差はあるものの、最も売上・粗利に貢献している5号機が撤去されます。
すでに撤去後の算段は付いていることと思いますが、来月からの営業計画が最も重要です。

予算目標の最も重要事項は『立てた計画に近似値で着地させる』ことです。
算出される営業計画は現実的な数値になっているでしょうか?

現実的な店舗営業数値は店舗責任者が作るべきではありますが、会社と現場の意図に相違はないでしょうか?
目標数値を立てる前に、経営と現場の目的をはっきりさせなくてはなりません。
厳しい状況になればなるほど、経営も現場も変化しなければなりません。

来月からスロットは本格的な厳しさとなるため、今一度、現在向かっている方向が正しいのか?
会社に関わる全員で明確にすべきと感じます。

 


変化は非常に苦しいことです。
私も含めてですが、年齢を重ねれば重ねるほど変化に対応するのが難しくなります。
変化する方向が示されていればまだしも、自身で変化すべき方向を考えなくてはならない場合が大変です。

そんなとき、Z世代と言われる方から学べることが多くあります。
Z世代は浴びるほどの情報を取捨選択することを得意としています。
しかし、ウェブから得る情報量が多いため、リアルな体験に憧れている傾向も見られます。

業界で言えば、ウェブから情報を拾い、心を動かされた情報をもとにリアルに体験や演者に会ってみたいなど『エモさ』がきっかけとなり、行動に繋がります。

実際、若い役職者に仕事で『エモい』経験をさせることができたとき、仕事に対する姿勢の劇的な変化を目の当たりにしました。
スロットユーザーも同様に、演者への憧れを店舗が形にし、店舗スタッフが演者とユーザーを繋げることで大きな成果を挙げた事例もあります。
店舗で働いてくれているZ世代は会社の大きな財産です。
会社への貢献はもちろんですが、Z世代ユーザーとしての声を聞くことができる貴重な存在です。

Z世代からトレンドを学び、自分自身が更なる進化を遂げることができたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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