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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
8月3日、多くのパチンコ新台が導入されました。
中でも「e牙狼12黄金騎士極限」が良くも悪くも注目を集めており、様々な報告が内部のみならず外部からも挙がってきていると思います。
購入の際、急に機歴を持ちだされて導入できなかった店舗もありました。
結果的には、超高射幸機として一定の立ち位置は確立できているものの、多台数導入した店舗では稼働は芳しくありません。
客滞率を見ても通常ミドル機の半分以下で、超高射幸機を好むお客さまを多く保有していなければ埋まらない状況です。
もちろん調整もありますが、一撃の出玉で高い勝ち金額を獲得するゲーム性なので
『この店で勝負できる』
というブランドを付けなければ使い切れない機種です。
8月3日に導入されたパチンコ台数は約50,000台です。
4円パチンコのみ、スマパチ機集計を行いました。
2025年5月:21.4%
2025年8月:26.2%
毎月1-2%の上昇が見られましたが、今月は+4.8%と大きくシェアを伸ばしました。
年末までに多くの機械導入を予定しており、35-40%のシェアになることでしょう。
スロットに関しては、保通協に関する話題がSNSに溢れています。
4号機、5号機、6号機と歴史を振り返ってみると、業界人が騒ぎ立て、承認欲求を満たすために発信をすることでさらに業界の規制が厳しくなっています。
保通協から発表された情報や規制に関しての動画を投稿している方もいますが、規制を緩和するために業界としてすべきことは
『業界団体に任せ、口外しない』
ことです。
もちろん知る権利はあり、店舗も把握した上で選定すべきです。
しかし、発信することで自分たちの首を絞めることになるという事実を全ての業界関係者が把握しておいた方が良いでしょう。
承認欲求とは恐ろしいもので、自分は満たされますが周囲にマイナスな影響を及ぼすことも多いです。
最終的に業界規制が厳しくなり、結果的にマイナスになってしまいます。
知り得た情報をもとに『未来の行動』をどうすべきか?
保通協から発表された情報に関して、本当に事実ベースで把握している人は開発最前線で出玉を作っている方のみです。
漏れた情報が伝言ゲームとなり、内容が変化し間違った伝わり方をすることで状況は悪化します。
不確実な情報は話半分で聞き流し、事実に基づいて、自店、会社としての行動を変化させていけた店舗こそお客さまに選ばれると思います。
明日からお盆営業に入ります。
従来通り売上が上昇するため、しっかり収益は確保しつつも、繁忙期関係なく来店していただけるお客さまを離さない。
ブランドを優位に高められる時期でもあります。
取れるだけ取る!ではなく、自店ブランドを高めるためにどこへ集中すべきか?
長い9連休、目的を明確に計画立てて進められたらと思います。
よろしくお願いいたします。