競合店が閉店した時、どんな対応を取る?

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

夜はかなり冷え込んできました。
急激な気温の変化で体調を崩す方が増えてきています。
インフルエンザの流行も懸念される今、手洗いうがい消毒を再度徹底し、予防に努めていただけたらと思います。

今週は大きなニュースが飛び込んできました。

https://diamond.jp/articles/-/331599

業界過去最大規模の倒産です。
会社更生ではなく民事再生となっており今後の動向に注目です。

以前ダイエーさんが倒産した際は、41店舗⇒18店舗に縮小されました。

ガイアさんは83店舗の中でどの店舗を残しどの店舗を閉店するのか?
また、商圏にガイアさんがある場合、どのような対応を取るべきなのか?
ここがこれからの大きなポイントになります。

稼働状況が芳しくない店舗が多い印象ですが、それでもお客さまを保有しています。
商圏内の店舗が閉店した場合、通常はお客さまの多くが1番店に流れます。
しかし、それは商圏内の店舗にアクションがなかった場合です。

閉店店舗が保有している客層、どのレートのどの部門、機種にお客さまを保有しているのか?
調査を行い、自店に取り込むことで大きな投資をせずに自店業績を上昇させるチャンスとなります。
商圏客数は減少するものの、残った店舗がお客さまを留めるきっかけを作ることができれば恩恵を受けられるはずです。
商圏に閉店店舗がある場合はぜひご相談いただけたらと思います。

ここからは倒産の要因について考えていきたいと思います。
業界大手がどのような経緯で倒産に至ったか鑑みることは非常に重要なことです。

まずは銀行の借り入れで厳しい状況が考えられますが、機械購入と新店関係の負債も多いのではと感じます。
厳しくとも出店することは企業にとって非常に重要なことであり成長とも取れます。

しかし、機械の過剰な購入が目につきます。
11月のメーカー販売目標と実績を見る限り、目標達成している機種が少ない状況です。
12月のメイン機であるエヴァもそうですが、あまりに機歴機種が多く、以前の機歴も付かない場合もあり、店舗では機械費の縮小に向けて準備をしています。

機械がなければ店舗は困りますが、機械を最小限にすることで自店のお客さまは守られます。
このバランスを増収増益に向かわせるためにも、来年の機械購入をどうすべきか?
正確な未来を見通し、事例から学ぶことで自社の発展に活かしていけたらと思います。

私たちも皆さまに寄り添い、商圏のお客さまに支持されるために思考し続けます。
よろしくお願いいたします。