客滞率を上昇させる

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

2024年3月も終わりに近付いてきました。
卒業シーズンということもあり、様々な節目の時です。
このシーズンに最も感じることは人間関係の変化です。

4月から進学、転勤、昇格など、様々な人の変化があります。
パチンコ店でも移り変わるお客さまの囲い込みは重要となります。

2024年も閉店ペースは変わらず、残っている店舗の強さがより顕著になっています。
強くなっている店舗の共通点をシンプルにお伝えすると『客滞率』の上昇です。
ただ、この項目は指標であり、結果であるため、客滞率上昇のための手段は様々です。

LT機の登場によるパチンコのさらなる射幸性の向上で、玉単価が上昇しお客さまがついてこられなくなっています。
パチンコはより『ギャンブル化』が進み、客滞率を下げる方向へ向かっています。
もちろん、客滞率が低下したぶん来店回数を増やすことができれば良いのですが、玉単価が高い傾向にあり容易ではありません。

シンプルに利益率を下げ、稼働を上昇させ、薄利多売で営業できる『店舗体制』が取れているか?
数年前からここに着手している店舗が業績を向上させています。
高射幸機であればあるほどギャンブル色が強まり、公営ギャンブルまでもが競合に含まれてきます。
勝ち金額を比較され、勝率で選んでもらうためには客滞率の上昇が重要となります。

長期的な目線を持ち、表面上はギャンブル化を進めつつも、店舗にとって最も重要な『長い時間店舗に滞在していただけるお客さま』を増やしていく。
ここを達成するために何をするべきかを多角的な視点で詰めていけたらと思います。

スロットの需要が上昇し、積極的な投資が必要な部門となっています。
スマスロの機種数増加に伴いゲーム性のバリエーションも増え、『スマスロ』というジャンル1つでは括ることができなくなってきました。

現在射幸性が最低でも2つに分かれており、将来的には高、中、低の3つに分かれていきます。
近い将来、上記3ジャンルを明確に分けてお客さまの需要を集計し、お客さまに合った構成を整えていく必要があります。

商圏の機種台数データを見ていても、ジャンル別に偏りが見られる商圏では別ジャンルの稼働が良い傾向にあります。
客滞率を上げるために、商圏内の射幸性状況を把握し、自店に適した品揃えを考えていきましょう。

弊社では上記問題を可視化できる『充足』データを出力することができます。
担当サポートにお気軽にご連絡いただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。