(※こちらはバックナンバーです。最新のメールマガジンは会員の方のみに配信致しております。)
お世話になっております。
今週の新台はハナビでした。
下記は設定①ですが
稼働 19,923 C単価2.32 台粗利14,525 でした。
Aタイプの初週稼働で見ると頭一つ抜けた稼働を見せています。
4号機のリメイク機であるクランキーコレクションがありましたが
4号機クランキーユーザー=設定①で105%(フル攻略時)
クランキーユーザーの求めていたことは、ゲーム性よりも勝率に需要が高かったが伺えます。
現在からするととんでもない出率ですが、クランキーユーザーは毎日等価で打てました。
4号機クランキーが5号機でリメイク機し出てきましたが、フル攻略でも100%をギリギリ超える程度です。
この4号機のクランキーユーザーの求める勝率のズレがあり、ゲーム性を好んでいたユーザーしか残らない結果となり
設置台数は大きく伸ばすことが出来なかった理由だと感じています。
対して今回のハナビは
初代の花火
設定1の合算確率1/174
今回の花火
設定1の合算確率1/172.5
4号機、5号機の合算確率、フル攻略出率もほぼ同じです。
話は飛びますが先日、エースプロさんの『パチンコ未来コンテスト』に審査員で出席させていただきました。
その際に叫ばれていたことが『若者のパチンコ離れ』がありました。
もちろん若者も離れていますが、パチンコ、スロット離れを起こしているユーザーは全年代に言えます。
今回のハナビは4号機とのスペックの『ズレ』は他機種リメイク機に比べ、非常に少なく感じます。
ズレが少ないため、離れているユーザー、来店頻度が低かったユーザーの戻りが見られています。
4号機ハナビは元々フル攻略で100.5%です。
勝率は4号機クランキーと比べると大分落ちますが、ゲーム性でカバーされていました。
勝率>>>>>>ゲーム性←クランキー
勝率>>>ゲーム性←ハナビ
自分の主観ですが、このくらいクランキーとは遊技目的が違うと感じています。
ユーザーの来店動機を減らさない為にも、半年以上使う覚悟で大切に運用出来ればと思います。
ハナビはAT機と大きく違い、ジャグラーと同じで
『勝ち金額<<<勝率』
を重視する設定配分が求められます。
初日は『大人の事情出率』が適用されますが、2日目以降は全国値に落ち着き、設定②で98.5%、等価交換でも利益の取れる出率です。
極力設定①を使わないことが、新規で来店していただけたお客様に選ばれるお店になります。
また、4号機と大きなズレがあったアラジンですが、稼働の下げ止まりが見られます。
減台が必要な台数を導入してしまった店舗もありますが、一部では増台も可能な実績値が出ている店舗もありました。
その様な店舗は例外ですが、一定の稼働が残る台数を運用していく場合、設定配分が非常に重要です。
以下はアラジンの実績値です。
設定 稼働 C単価 3,000枚以上赤差枚数突破率
① 20,219 4.01 16.34%
② 20,444 3.73 15.08%
③ 21,267 3.55 21.55%
④ 20,266 3.12 25.36%
⑤ 22,461 2.49 43.82%
⑥ 23,662 1.65 59.85%
となっております。
鋭い方ならお分かりですが、奇数設定の動きが良い結果となりました。
今までのAT機はほぼ全てと言って良い程偶数設定の挙動が良い結果でしたが
アラジンは奇数設定に需要が見られます。
もちろん全国集計なので全ての店舗には当てはまりませんが、参考すべき結果です。
奇数設定が良い結果となったのは
・高単価機種でMYが低い為、設定でMYを上げる必要がある
・元々アラジンユーザーはGODユーザーレベルで勝率<<<<<勝ち金額 を求めている
と言ったことが挙げられると思います。
厳しい機種には違いありませんが、自店だけでも来店していただける様に
機種の特性、地域の特性、今現在来店していただいているお客様とのズレを無くす為の設定が求められています。
他機種に於いても上記の様な傾向は機種毎に持っています。
また、持っていたとしても店舗に来店していただいているお客様によってニーズが違ってきます。
1日でも早く競合店より先に気付き、実行する事が競合店に差を付けることとなります。
ぜひ弊社サポートを活用し、稼働UPに繋げていただければと思います。
宜しくお願い致します。