パチンコ客数シェア比較

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

6月に入りました。
雨の日が増え、九州や東海など一部の地域では梅雨入りが発表されました。
東京では台風2号の影響で、屋外での催し物が軒並みキャンセルになっています。
天気予報の精度も徐々に高まっており、先を見越した行動が取れるようになりました。

私たちの業界も天候に左右されることが多くあります。
天候によるお客様の増減を加味した数値の分配が6月の占有率に繋がります。
計画に対し天候のイレギュラーが発生しやすい状況となるので、月間着地が不安定にならないよう、翌日の予測精度を高める仕組みを構築しておきましょう。

また、全国で4円パチンコの稼働が非常に厳しくなってきました。
2023年5月のパチンコ客数シェアは以下の通りです。

4円⇒24.5%
1円⇒33.3%
20円⇒36.8%
5円⇒5.4%

直近3年間で最もパチンコ客数シェアが上昇したのは2022年5月でした。

4円⇒30.5%
1円⇒35.8%
20円⇒28.6%
5円⇒5.1%

コロナによる営業自粛が明けた翌々月の2020年6月は24%でした。
現在、4円パチンコの客数シェアはここまで低下しています。

4円パチンコ客数が過去最大まで落ち込む中、今後どのようなアクションを予定していますでしょうか?

2023年12月までの新台展望を見る限り、Pエヴァ、S北斗を超えるような機種は登場しません。
そのため、PSともに主力機種は変わらず、新台は多機種少台数での戦い方になります。
スマスロは設備・新台ともに供給が安定してきていますが、それは需要と供給が逆転する未来が見えてくるということでもあります。

その中で、PS客数シェアは前述の通り乖離し続けていくため、自店商圏および自店のPS設置比率はどうあるべきかを正確に掴み、最も良いタイミングでマーケットに合うアクションを行えるかどうかが分岐点です。

機械でP⇒S変更することは最も難易度が低く、競合店も追随できてしまいます。
特に6月の閑散期は難易度も高く、失敗する確率が高まります。

しかし、高難易度の状況でスロット台数を増やし、商圏客数シェアを上げられた店舗の強さは計り知れません。

そのための具体的な商圏予測や競合店がすぐに追随できない商圏客数シェアの上げ方など、会社として成功事例を持っておくことは未来の大きな力になります。

私たちサポートもクライアントさまに全力で向き合っていきます。
小さなことから大きなことまで一緒に歩んで行けたらと思います。

よろしくお願いいたします。