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お世話になっております。
例年通りですが、年明けの稼動状況は厳しいです。
そこに輪を掛けて交換枚数の変更があり、変更が掛かった地域では厳しい奪い合いが起きています。
交換枚数変更時、商圏のお客様の人数が1年間掛けて10%減少して行きます。
どの機種にどのくらい放出し、稼動シェアを取るべきなのかを具体的に掲げて営業する事が浸透し
目標を達成できている店舗は少しずつ増えています。
ですが、成功している店舗があると言う事はその分厳しくなっている店舗が存在します。
リニューアルや増台、大きな仕掛けを競合店がしてくる場合、どれだけタイトに戦い抜けるかが未来を決めます。
全てではありませんが、対等な戦いを挑む場合、遅くなればなるほど大きな時間と投資が必要になってしまいます。
また、同じ土俵で戦わない場合でも商圏内にて飛び抜けて支持のある機種、台数、レートなど戦い方は様々です。
先日、ヒューテックさんのセミナーに出席させていただきました。
時流と言うか当たり前の事にはなりますが、新台や機種で集客が出来ない以上、調整、サービスでお客様から支持を得るしかありません。
セミナーの内容でお客様から支持を得る為には
『お客様の勝率30%』
と言う一つの指標が組み込まれていました。
スロット遊技目的で来店されるお客様のおおまかな振り分けは
【新台を求めて来店されるお客様】
10%
【MAX(高射幸性)機種を求めて遊技されるお客様は】
15%
【この機種(バジリスク絆など)がタマラナイ!&勝つ為!】
35%
【ジャグラーなどAタイプを好むお客様】
30%(上記勝つ為!に近い)
【その他のお客様(なんとなく来た)】
10%
となっていると思います。
遊技する目的(大きく勝ちたい、ちょっとでも勝ちたいなど)によって求められている事は違いますが
共通する事は『勝ちたい』と思って来店されています。
その基準と言える%は確かに30%だと感じていましたし、ヒューテックさんの集計からも読み取る事が出来ました。
この勝率と言う項目はホールコンによっては表記されていますが、バージョンやメーカーによって精度が大きく変わります。
ですので、勝率を上げる為に調整で工夫し、結果を検証して行く事が重要となります。
毎月厳しい粗利目標を掲げられる事は分かりますが、どこかで路線を変更しお客様の勝率を如何に上げる調整に切り替えるかが
未来の店舗、同時に従業員全員の雇用を守る事に繋がり、もちろん自分も生き残る事が出来ます。
4円甘デジ、1円パチンコや20円Aタイプ、5円スロットの稼動が安定しているかは単純で
お客様の勝率は稼動時間が長ければ長いほど上がるからです。
利益率を変えなくとも、お客様の滞在時間を伸ばす事が出来れば自動的に勝率は上昇し、パチンコ店での最大の目的である
『勝って満足、負けて納得』
に一歩近付ける店舗になります。
弊社では稼動20,000枚から1000枚まで様々な店舗さまにご活用いただいております。
強い店舗はより強くなる為にどうすべきか?
ミドル店舗は順位を上げる為にどうしていくべきか?
厳しい店舗はどの武器を磨き上げ、競合店に追いついて行くべきか?
弊社サポートと一緒に考えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。