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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
台風7号の影響で、新幹線や飛行機の便数減少、リモートワークへの切替えが行われています。
現在の東京は雨風は強まっているものの、報道されているほどではなさそうです。
ただ、千葉県の一部で停電が発生しておりますので、太平洋側の地域の方々は十分にお気を付けください。
お盆も半分経過しました。
今年は長期休暇を取る方が多いものの、間延びして稼働が薄くなっている状況です。
また、出玉に関しても商圏1番店はしっかり粗利を確保していますが、2番店以下が同じように高利益率で営業するにはハイリスクとなってきています。
繁忙期に極限まで利益率を高めても支持される店舗は商圏1番店のみです。
過去に囚われ、「昔は」「うちの会社はこうだったから」と同じ営業を行っているとお盆明けの稼働が非常に厳しくなり、回復までにはお盆で取った粗利以上の放出が必要となります。
次の繁忙期である年末年始に向け、営業計画を見直すことを検討していただけたらと思います。
今年のお盆、グランドオープンで賑わっている商圏は宮崎市です。
・マルハン南宮崎店
・スーパーD’ステーション39大淀店
・モナコパレス大橋店
・EVO37宮崎店
マルハン南宮崎店は昨年10月にオープンしたEVO37宮崎店の出玉を超える営業をしています。
D’ステーション大淀店も対抗しているものの、マルハン南宮崎店の圧倒的な出玉に霞んでいる状況です。
この攻勢がいつまで続くのか?
お盆のオープン1週間の出玉推移を見ている限り、マルハン南宮崎店は最低でも1年は予算を取っていると予測でき、商圏競合店はついていかなければならない状況となるでしょう。
ただし、お盆のグランドオープンで自店稼働への影響が非常に小さかった店舗も存在します。
これは客層の違いであり、出玉以外でのお客さまの囲い込みができている店舗です。
メディアシステムの客占有率推移でどの店舗か見えますのでご確認いただければと思います。
お盆を越えたら次は年末年始に向けての準備です。
現時点ではメインとなり得るパチンコ新台の情報は聞こえてきません。
そのため、既存メイン機種を大切に使うことが重要となり、出玉だけでなくメンテナンスも疎かにできません。
遊技台の清潔さや接客、ストレスなく遊技できる千円スタート等の環境も重要です。
4円メイン機種を遊技するユーザーに選ばれる店舗環境を構築できた店舗の年末年始の状況は明るいでしょう。
・Lリゼロ season2
・Lとある科学の一方通行
スロットに関してはこの2機種が高射幸機として登場する程度で、年末年始のGOD的立ち位置の機種は既存機種からとなります。
・Lからくりサーカス
・L革命機ヴァルヴレイヴ
・Lかぐや様は告らせたい
・Lリゼロ season2
・Lとある科学の一方通行(未確定)
結果的に構成が荒れることとなり、パチンコ同様、既存メイン機種の状況を整備した店舗の優勢は変わりません。
2024年の機械販売台数は過去3年とくらべ、30万台減少での着地となりそうです。
販売台数は減少していますが、単価が上昇、付き合い機種の増加、この2点が原因で機械購入負担はさらに大きくなっています。
しかし、お客さまは出玉を含めた遊技環境の選定に入っています。
宮崎市内のグランドオープンでお客さまが動かなかった店舗が存在するように、
「機種環境の整備を行い、可能な限り機種寿命を伸ばす」
シンプルですが来年に向けてさらに勝利の要因は濃くなっていきます。
計画、運用、販促、整備、設備など、様々な観点から自店を見つめなおすお手伝いをさせていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。