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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
6月も残すところあと1週間です。
先週の年金支給日から低単価は上昇傾向にありますが、4円高単価は未だ下げ止まりません。
そのため、店舗側は利益率を上昇させ粗利額を確保する動きになっております。
理解はしていても機歴を積むために費用が嵩んでしまう、そんな状況が目に見える実績数値です。
パチンコの客数減少要因は様々ですが、粗利額確保の最も大きな原因は機械代です。
前年対比では大きく削減できているものの、機械購入が上手く行かず予算計画に届きません。
この場合、立てた計画に問題があることがほとんどですが、未来予測精度が低かったことも要因のひとつです。
パチンコ売上減少⇒利益率上昇
この流れは年末まで続くと思われます。
上記のような予測から、それに対する今後の自店の動きはシンプルに考えるべきです。
利益率をお客さまに合わせず上昇させると顧客を失ってしまいます。
適正利益率で営業したいが、機械費も回収しなければならない、現場の声は重々承知ですが本質はここです。
どうアクションすればお客さまに合わせた営業に近付けるのか?
短期的ではなく、中長期でオーナーに認識してもらうことが最も重要です。
短期的に利益率を上げることは容易ですが、
・スマスロ
・スマパチ
・新紙幣
・キャッシュレス(←NEW)
このような新設備への対応が求められます。
すぐに行動を変え、残るべき店舗となるために正確な未来予測が必要です。
スマスロバブルも終了しました。
機種選定をするために大人数で試打、有料新台評価にコストをかけて情報取得、値引き額やお付き合い機種に釣られて無駄な台数購入等、新台選定に大きな費用をかけている法人・店舗が見受けられます。
上記のようなロスがやがて利益率に跳ね返り、お客さまに合わない営業計画となってしまいます。
シミュレーションは 全体⇒部門⇒機種⇒台と降りて行きますが、
予算作成は お客さま⇒市場⇒マーケットと上がっていくはずです。
重要な視点を間違えずに、お客さまに合わせた営業を行うことが『会社へのリターン』に繋がることをすべてのオーナーに認識していただき、行動を起こしていただきたいと感じます。
よろしくお願いいたします。