(※こちらはバックナンバーです。最新のメールマガジンは会員の方のみに配信致しております。)
お世話になります。
ユニークワークス 久方です。
今週始めに九州では“開花宣言”が発表され、いよいよ来週からは4月となります。
すでに新しい職場や学校への通り道として、または新しい住まいとして、新規流入する方々への準備が整った頃かと思います。
駅前の店舗様におきましては、
駐輪場に普段見かけない自転車やバイクが朝止まりだすことも考えられますので、ペタッと赤切符を貼ってあげましょう。
さて、「くるみんマーク」
こちらの言葉をお聞きになったことはありますでしょうか。
くるみんマークとは「子育てサポート企業」であるとして、厚生労働大臣の認定を受けたという証です。
<次世代育成支援対策推進法>に基づき、一般事業行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、
一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けることができます。
ご存知のこととは思いますが、新卒3年以内の離職率は31%~32%と言われていて、
うち、小職も含めたパチンコ業界においては48.5%といまだ高い数値であるのは現状です。
しかし今から5年前、あるホール関係企業様が新たにこのくるみんマークを取得したところ、
実績としてはこれまで6年連続で離職率0%。
すごく耳心地の良いものですし、当該法人様のイメージアップ、
福利厚生が手厚く社員に対する充分なサポートがある会社として、新入・中途社員の就職希望会社の指針ともなっています。
しかしながら、離職率に比重を大きくもったホワイト企業・ブラック企業という概念・定説が生まれてからは、
離職者が出ることを恐れる企業が増えています。
離職者や離職者数ははっきり見える数字ですが、結果の数字だけみていても問題の所在はわかりません。
良い会社であるか論じるのであれば、指標として最も参考になるのは財務諸表です。
財務が不健全なのに、離職率が少ない企業もあります。
業績が悪化しているのに、従業員の大半が会社に不満を持たない場合もあります。
従業員が離職すると即ダメだ、という話ではありません。
離職は色々な要因が絡み合って起こるものです。
原因を探ることは必要ですが、離職率の数字だけに過剰反応しないようにしましょう。
ユニークワークスでお手伝いできることがございましたら
いつでもご連絡をお待ちしています。
宜しくお願い致します。