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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
お盆営業が終了しました。
今年のお盆は間延びしており、お盆期間中の平日にもかかわらず、通常の平日に近い数値の商圏も多くありました。
利益率に関しても、年々低下傾向にあります。
全体集計では薄まってしまい店舗別で見えなくなりますが、商圏店舗別で見ていくとお盆明けに占有率の差がはっきりと出ています。
お客さまの層を認識して締めるところは締め、本来のお客さまへ還元する
シンプルですが、それぞれの商圏によって色が異なることを認識し、計画に沿って営業できた店舗の業績は好調です。
今週から「L Re:ゼロから始まる異世界生活season2」の案内が始まりました。
初期販売目標は25,000台、1機種累計販売台数を除けば2024年で最も多い販売台数目標となります。
良くも悪くも市場に影響を及ぼす台数で、買う側には慎重な判断が求められます。
現在の20円スロット設置台数は全国で約100万台です。
25,000台販売=2.5%の設置台数となり、アウトシェアが設置台数の3倍になると仮定して7.5%、2倍で5%、1.5倍で3.75%となります。
初週稼働と5週目稼働のアウトシェアを予測し、自店設置台数シェアを数値化すると慎重な判断となります。
また、Re:ゼロ2は高射幸機のため、既存の高射幸機との台数バランスも重要です。
現在どのシステム会社でもスマスロの分類化はされておらず、一般的ではありませんが、弊社ではMY値でタイプ分けを進めております。
①3,500以上⇒ハイ
②3,000-3,500未満⇒ハイミドル
③2,700-3,000未満⇒ミドル
④2,700未満⇒ライト
⑤ジャグ&ハナ⇒ノーマル
単価のみでの分類は危険であり、ユーザーの目線に立っていません。
機種の見返り(勝ち金額)は投資金額に比例するため、MYを中心に他項目を並べて精査する必要があります。
それぞれの射幸帯域での設置台数、アウトシェア、粗利貢献、全ての視点から商圏が構成されています。
高射幸機は店舗貢献しやすく購入台数が多くなりがちです。
メーカーもそれを分かっているため、高射幸機開発へ走りやすくなります。
しかし、高射幸機比率が高まることでお客さまは疲弊し、来店頻度、滞在時間は短くなります。
そのため、店舗設置タイプをスペック別で管理することで自店のベストバランスが見えてきます。
メーカー、店舗に注目されにくい③ミドル機種(MY2,700-3,000)ですが、ここには店舗の稼働バランスを保つヒントが隠されています。
この帯域で稼働貢献しているスマスロ機種はこちらの4機種です。
・L北斗の拳
・LモンキーターンV
・L炎炎ノ消防隊
・L痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
アウトシェアは4機種で14.5%、お客さまから大きな支持があるタイプです。
しかし、店舗側から見れば売上、粗利が小さく見えてしまい設定投入はされるものの、スペック別として店舗全体バランスを整えるまでの精査が困難な状況です。
まずは現状を把握し、自店はどのような構成となりお客さまを迎え入れているのか?
そしてそれぞれのスマスロタイプに応じて計画を立て、最もロスの無い設定投入を行うことが大きな差別化となります。
来週はスペック分類数値を出し、タイプ計画、設定投入まで触れられたらと思います。
よろしくお願いいたします。