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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
今週で「Lかぐや様は告らせたい」の導入がほぼ完了しました。
メーカー発表値：実績値
■C単価 4.2円：3.72円
■MY 4,255：4,021
メーカーにより算出シミュレーションG数が異なるため、メーカー発表値にズレは生じるものの、実績値と比較することで機種の現在地を確認することができます。
かぐやさまのC単価実績値はメーカー発表値と比較して10％以上低く推移しています。
メーカーシミュレーションも一定客数が回転する前提で数値を出しますが、想定以上にお客さまの客滞率が高い（稼働が良い）ことが実績からわかります。
設計ミスで甘くなっているとも言えますが、結果を見る限りではポジティブな要素が強いと感じます。
逆にメーカー発表値よりもC単価が高くなった場合はネガティブな要素が強く出ることとなり、客滞率が低い（稼働が悪い）、設計ミス（出率が辛い）などが考えられます。
かぐやさま導入後のスマスロ『ハイ』機種のアウトシェア推移をまとめました。
■9/2週
「Lかぐや様は告らせたい」導入
・Lからくりサーカス⇒8.4％
・L革命機ヴァルヴレイヴ⇒10.0％
■7/8週
ハイタイプ「L戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌」「Lスマスロ真北斗無双」導入
・Lからくりサーカス⇒9.3％
・L革命機ヴァルヴレイヴ⇒10.0％
■6/3週
ハイタイプ「L聖闘士星矢 海皇覚醒 CUSTOM EDITION」「LToLOVEるダークネス」導入
・Lからくりサーカス⇒-35.0％（増産分9,000台導入週）
・L革命機ヴァルヴレイヴ⇒6.4％
ハイタイプ（MY4,000帯）が導入されると、同じタイプの機種が大きく影響を受けます。
これはハイタイプが飽和しているかの指標になり、同タイプ機種の良し悪しは、導入翌週以降のからくり＆VVVのアウトシェア戻り率で判断できます。
現在、スマスロ内におけるハイタイプの台数シェアは40％、アウトシェアは45％となっています。
数値推移を見る限りハイタイプは飽和状態で、新しいハイタイプがからくり＆VVVを超えられれば現在の立ち位置が入れ替わりますが、まだその機種は登場していません。
そういった意味では10/20週にはハイタイプ「L Re:ゼロから始まる異世界生活season2」が25,000～30,000台と多台数導入され、市場に大きく影響すると予測できます。
スペックが良く、純増も早くて気持ちが良い作りかつコンテンツも強く、多くのお客さまが遊技すると思います。
しかし、既存ハイタイプの設置台数を考えると飽和状態で、メインハイタイプの台数を減らさなければ店舗全体の稼働バランスが崩れてしまいます。
11月以降導入予定の「L犬夜叉2」や「ビンゴ」はハイタイプであるものの、純増がトレンドに届いていないため、非常に厳しい結果となるでしょう。
この状況を商圏と自店で比較し、自店の機種設置をロスなく進めていけたらと思います。
来週以降は2,000枚オーバー率も含め、現在の機種状況、今後の選定について触れられたらと思います。
よろしくお願いいたします。