【4P】1番店の平均値

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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

7月7日、全国でスロットが大いに盛り上がりました。
客数が2倍に膨れ上がった商圏もあったようです。
広告規制緩和後のスロットは、ユーザーからの印象が向上しています。
この波に乗って自店の特日で集客しつつ、通常営業も安定した客数を保ち年末年始に向かえたらと思います。

上記、客数シェアと台数シェアです。
※2024年7月からは予測値

4円が一人負け、1円は維持、20円と5円が上昇傾向で、今後も同様に推移する予測です。
客数に合わせてレート別台数も変わっていくでしょう。

上記は稼働と単価の推移です。
スロットの単価はバランス良く推移しており、高射幸機導入後もジャグラーファンが単価上昇の幅を抑えています。
年末に向けて高射幸機が予定されていますが、平均設置比率30%のジャグラー・ハナハナなどの主要ノーマル系が店舗のC単価を抑えるため、店舗全体のC単価が4円パチンコのように高止まりすることはなく、一定の水準を保つことが予想されます。
機械特性を把握して単価を抑え、お客さまから支持される店舗づくりをすることで年末年始を勝ち抜きましょう。

問題は4円パチンコです。
単価上昇に歯止めがかからず、台粗利を確保するために利益率を上昇させた結果、お客さまが打てる状況ではなくなっています。
改刷の設備投資や新台のお付き合い、営業外経費が大幅に上昇し、パチンコの稼働を上げられていない&台数を減らせていない店舗では、利益率の上昇が数値に表れています。

店舗にとって最も重要なことは営業であり、粗利資源はお客さまです。
しかし、お客さまがリピートできない状況での営業は未来が閉ざされてしまいます。

客滞率を上昇させ、ミドル機、LT機などの高単価台数を平均景品額指標で抑制し、ライト、甘デジ比率を上げて全体単価を落とせた店舗の恩恵は大きいです。

事実、4円パチンコで商売ができている店舗は商圏2番店以上となっています。
平均稼働20,000発、利益率12%が1番店の平均的な数値です。
ここに近づくほど自店以外のお客さまを集められ、より4円パチンコでの商売が強固になります。

全国データを自店商圏に落とし込み、年末年始へ向けて重要度を分類していけたらと思います。

よろしくお願いいたします。