【沖ドキGOLD】ユーザー分析

(※こちらはバックナンバーです。最新のメールマガジンは会員の方のみに配信致しております。)

お世話になっております。
ユニークワークス上田です。

2022年も残すところ1週間となりました。
今年のメルマガは今回で最後となります。

今週からゴジエヴァが稼働開始しました。
初動は順調で射幸性も高く、多くのお客さまが遊技しています。

吸引された機種はエヴァ15、リゼロ、アズールレーンと多いですが、エヴァ15&ゴジエヴァのアウトシェアから見ると大きな数値となりました。
導入しすぎてしまった店舗や、元々の4円に信用が無い店舗以外はバランス良く稼働しています。
4円パチンコの全体総客数も増加し、年末年始のパチンコ稼働状況は一息付けるパチンコ市場になるのではないでしょうか。

スロットは沖ドキGOLDが導入されました。
初動について不安の声を多く聞き、運用面でのご相談が多かったのですが、ノーマル機の初動で飛び抜けるのはジャグラーのみです。
ジャグラーでも以前は初日から稼働が高い状況が無かったように、30Φも同じです。

特に初代沖ドキユーザーは、沖ドキトロピカル⇒沖ドキ2と2機種で裏切られています。
初代沖ドキユーザーはイノベーター理論で言えばレイトマジョリティに属するお客さまが多く感じます。

『多数派の層のうち、比較的、物事の導入に慎重・懐疑的な姿勢を示す層といえる。普及がある程度進み、周囲に受容者が増え始めてから受容する』
このような層がレイトマジョリティと分類されます。

レイトマジョリティのお客さまが沖ドキに多く存在すると仮定すれば、まだ情報が伝わっていない可能性が高い状況です。

同じように、全国平均設置比率6%のスマスロについても、レイトマジョリティ層のお客さまはまだ気が付いていない状況です。

沖ドキも同じく、実績数値では初代沖ドキに近いため、遊技してもらうことができれば受け入れられる射幸性です。
そのお客さまが遊技動機になる販促活動は万全でしょうか?
販促活動も足が遅く、アナログ販促に反応する層でもあるため、通常の新台や訴求機種での販促活動では伝わりにくいと感じます。
自店のレイトマジョリティ層にとって最も認知しやすい販促活動はなにか?
ここを具体的に洗い出し、実行し、初めて設定運用のお話しができると思います。

20221223

高設定でも単価が2円を切ることなく、景品額を作ってくれる機種です。
ネットで解析も出始めていますが、リスクが大きく勝つための優先度は中程度で、初代沖ドキユーザーが戻って稼働し始めた際に、安定した利益を確保できるスペックとなっております。

推奨設定は①をベースに③で遊ばせつつ⑥を投入します。
初代沖ドキもそうでしたが、高設定の出率が低く、C単価は高く、好きな人は高設定を追える状況が全体稼働を押し上げていました。
今回もレイトマジョリティ層が好む配分は変わらないと予測した場合、上記配分が推奨となります。

皆さまの店舗では2023年の予測はできていますでしょうか?
今年はパチンコメインの1年であり、後半から6.5号機、スマスロが導入されお客さまがスロットに寄りました。

2023年はスロットの動きが加速し、夏を目途に大きな客数がスロットに流入してきます。
スマパチも予定されているものの、現状の4円高射幸スペックにユーザーは不満を抱いていないため、TSが深くなり射幸性が高まるスペックが受け入れられるかは疑問です。

スロットは長い間低射幸性スペックであったため、6.5号機、スマスロスペックのインパクトが大きかったです。
その熱は2023年も続き、20円設置台数が20%を超える辺りでさらに加速していきます。
その際に設備、機械の予定がしっかり立てられ、実行する準備ができているかどうか?
ここが2023年に業績を分ける大きなポイントとなります。
特に3月までスマスロは販売されないため、PSともにお客さまの動きの予測を行い、予算配分に反映できるように準備が重要です。

今年も本当にお疲れ様でした。
店舗、メーカー、私たち業者にも大きな波が何度も押し寄せた1年でした。
来年はさらに差別化が進み、会社の強弱がはっきりしてくると思います。
強者になるために、しっかりした未来予測を行い、来たるチャンス掴みピンチを乗り越えて行けたらと思います。

少し早いですが、2022年も大変お世話になりました。
弊社ユニークワークス社員一同は、来年も業界発展に貢献するとともに、常に皆様に必要とされる存在であるために努力して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
どうぞ、良いお年をお迎えください。