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お世話になっております。
ユニークワークス上田です。
今週から「LRe:ゼロから始める異世界生活 season2」が導入されました。
全国導入台数は25,000台です。
2024年で30,000台以上販売されたのはこちらの4機種です。
・Lからくりサーカス
・LモンキーターンⅤ
・L革命機ヴァルヴレイヴ
・L押忍!番長4
リゼロのコンテンツであれば25,000台でもじゅうぶん稼働貢献できるように思えます。
しかし、タイプ別の観点から見ると、現在スマスロハイタイプは飽和状態にあり、リゼロを遊技するお客さまは同一タイプ内での移動が多く、一巡するのも早いです。
機種評価観点の数値からすれば、リゼロの設置シェアは2.4%で、20円スロット300台保有店舗の導入台数は7.2台です。
導入から5週後の稼働貢献で算出しているため、少なく感じるかもしれませんが現実的な導入台数です。
しかし、買う側は、機械費高騰時の売却狙いで過剰な台数を発注してしまいます。
結果、現在のリゼロ中古機成約価格は32万前後になっており、大量に仕入れた転売ヤーのように焦って売却する動きが見られました。
パチンコのお付き合いも含め、2025年はさらにこのようなミスが大きなダメージに繋がることになります。
2年に1機種、北斗の拳のような大ヒット機種が登場しますが、このような機種を当てにいく買い方は危険です。
来年以降はスロット機械費を抑え、販促活動と出玉にあてる店舗がさらに強くなることでしょう。
次は運用面についてお伝えします。
■リゼロ設定①
稼働⇒21,578枚
C単価⇒4.2円
台粗利⇒21,726円
出率96.2%
非常に辛い実績値です。
同じ射幸帯域である「Lかぐや様は告らせたい」の実績値はこちらです。
■かぐや様設定①
稼働⇒21,368枚
C単価⇒3.78円
台粗利⇒20,719円
出率96.4%
スペック項目を車で置き換えるとわかりやすいと思います。
MY⇒馬力
C単価⇒燃費
純増枚数⇒トルク
コンテンツ⇒見た目
リゼロの実績MY値はまだ出ていないのですが、発表値はかぐや様よりも低いです。
そうなると、スペックはかぐや様より燃費が悪くて馬力が出ない、しかし見た目が良いため初期稼働は高くなります。
しかし、リゼロは燃費こそ悪いものの、馬力があってトルクがある機種です。
燃費の悪さを運転技術(設定)でカバーし、寿命を伸ばす必要性が高まると思います。
燃費をかぐや様に近付けるためには、設定③の投入台数がポイントになりそうです。
客層は若く、専業と呼ばれる打ち手も手を出しにくい状況であるため、設定狙いが非常に難しい設定③を多く使用し、自店の本当のお客さまからの支持を高めましょう。
辛い機種こそ、設定運用で競合店と差別化できるチャンスです。
弊社サポートにお気軽にご連絡いただければと思います。
よろしくお願いいたします。