「期待水準」と「知覚水準」

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お世話になります。
ユニークワークス 大沼です。

外に出るのが嫌になるくらい暑い日が続いております。
熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

昨日の宮崎県での地震や関東での大雨などの自然災害が続き、今後は台風被害も想定されますが、店舗運営や周辺地域に対する安全管理についてはいかがでしょうか?
水や非常食といった物資の確保や緊急時の駐車場の開放など、近隣住民の方の安全地帯として平時からアピールするのも、これからのパチンコ店の在り方としては良いのではないでしょうか。

パチンコ店は遅くまで営業しておりネオンが明るいため、夜の人通りが少ない地域に新規出店したことで商業が活性化し、犯罪発生率が低下したケースもあるようです。
このように、パチンコ店としての営業が地域住民の拠り所になり、業界のイメージ向上に繋がればと思います。

夏季オリンピックも終盤に入り、間もなく終わってしまいますが、日本のメダル獲得数は期待通りでしたでしょうか?
想像以上の結果を残した選手もいれば、実力の半分も出せなかった選手もいるかと思いますが、短期間での試合は実力通りにいかないことも多々あります。

オリンピックのような国際的なイベントには、企業の広告宣伝費なども多額が投入されますが、事前に期待した水準である「期待水準」と実際に体験して感じた水準である「知覚水準」の比較を通じて満足度が形成されます。
よって、好成績を出し、熱狂度が高まれば高まるほど顧客満足度も上昇し、その後の企業業績に直結します。

パチンコ店においても同様で、期待水準の高い日や低い日は存在します。

・平日の営業
・土日祝日の営業
・大型連休の営業
・店舗特日
・新装開店
・外部イベントを活用する日
・周年日やグランド、リニューアルオープン

などがありますが、全ての営業で顧客が抱く期待水準を超えることはほぼ不可能です。
そのため、期待水準を超えるべき日に顧客の知覚水準を高め、また来たいと思ってもらえる店舗運営を行うのが基本です。
とはいえ、業績向上に繋がりやすいのは、期待水準が低い平日の営業の知覚水準を高めることです。
方法は様々ですが、機械・運用・プロモーションを最大限に活用して頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。